特許
J-GLOBAL ID:200903031466458226

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-223258
公開番号(公開出願番号):特開2002-039257
出願日: 2000年07月25日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】 加振装置にて生成される発生波のエネルギーを増大化させる。【解決手段】 主室6と副室7との間を仕切る仕切部材3に形成された連通路31のところに電磁式ロータリアクチュエータ2にて駆動される回転軸15及び扇形の形態からなる揺動ピストン11からなる加振装置1を設ける。回転軸15及び揺動ピストン11の有する慣性モーメント並びに主室6の室壁の一部を成すインシュレータ8の上記主室内液体の振動に基づく室壁拡張動バネ定数にて規定される固有振動数の値が、特定周波数にて振動する加振装置1の、そのときの振動数と合致するように、上記慣性モーメントの値を設定する。第二オリフィス55内に存在する液体の共振周波数を、加振装置1が特定周波数にて振動する時の振動数と一致させるとともに、揺動ピストン11及び回転軸15の有する固有振動数とも一致させるようにする。
請求項(抜粋):
振動体側に取り付けられる第一の連結部材と、車体側のメンバに取り付けられる第二の連結部材と、これら第一の連結部材と第二の連結部材との間にあって上記振動体からの振動を遮断するインシュレータと、当該インシュレータの一部にてその室壁の一部が形成されるものであって非圧縮性流体である液体の封入される主室と、当該主室にオリフィスを介して連結されるとともにダイヤフラムにてその室壁の一部が形成される副室と、これら主室と副室との間を仕切る仕切部材のところに設けられる可動ピストン及び当該可動ピストンを所定の振動数にて駆動する駆動装置からなるものであって上記主室内の液体を特定の振動数にて加振する加振装置と、からなる液体封入式防振装置において、上記可動ピストンを一体的に包含するピストン体の質量及び当該ピストン体の周りに形成されるバネ系の動バネ定数にて規定される固有振動数の値が、特定のエンジン振動に同期させた状態で作動する上記加振装置の、そのときの振動数と一致するように、または、上記固有振動数の方が上記エンジン振動に同期させた状態の特定の振動数よりも若干高めの値を有するように、上記ピストン体の質量を設定することとしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (4件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/06 ,  F16F 13/18
FI (4件):
B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 630 C ,  F16F 13/00 620 S ,  F16F 13/00 620 R
Fターム (6件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CB10 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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