特許
J-GLOBAL ID:200903031542112024

ディーゼルエンジンの渦流室式燃焼室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-293545
公開番号(公開出願番号):特開2003-097272
出願日: 2001年09月26日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 渦流室内において、空気渦流を渦流室内の中央空間部分から左右両脇空間部分にまで幅広く拡がらせて行くことにより、空気と燃料との混合性能を高めて空気利用率を向上させる。【解決手段】 主噴孔21が渦流室2につながる部分の主噴孔終端周縁部9のうちの、渦流室2の中心5から見て主噴孔21の軸心25よりも外側に位置する外回り側周縁部分10において、主噴孔21の外回り寄り周面部分11と渦流室2の渦流室周面12とを滑らかに接続させる主噴孔円滑接続用面13を形成する。主噴孔終端周縁部9のうちの、前記外回り側周縁部分10とは反対側に位置する内回り側周縁部分14において、主噴孔21の内回り寄り周面部分15と渦流室2の渦流室周面12とを直接鋭角を成すままにつながらせる。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンの渦流室式燃焼室の主室(1)に渦流室(2)を噴口(3)を介して連通させ、圧縮工程で主室(1)から噴口(3)を経て渦流室(2)内に圧入されてきた圧縮空気流(6)が、渦流室(2)内で空気渦流(7)となつて旋回するように構成し、この渦流室(2)に燃料噴射ノズル(8)を臨ませ、噴口(3)の形状は、主噴孔(21)の左右両横側部に左右一対の各脇噴孔(22)(22)の横側部を連通させて形成し、両脇噴孔(22)(22)の軸心(23)(23)同士は互いに先すぼまりに傾斜させて交点(24)で交差させ、この交点(24)は主噴孔(21)の軸心(25)よりも渦流室(2)の渦流室周面(12)に近い側に位置させ、て構成したディーゼルエンジンの渦流室式燃焼室において、前記主噴孔(21)が渦流室(2)につながる部分の主噴孔終端周縁部(9)のうちの、渦流室(2)の中心(5)から見て主噴孔(21)の軸心(25)よりも外側に位置する外回り側周縁部分(10)において、主噴孔(21)の外回り寄り周面部分(11)と渦流室(2)の渦流室周面(12)とを滑らかに接続させる主噴孔円滑接続用面(13)を形成し、主噴孔終端周縁部(9)のうちの、前記外回り側周縁部分(10)とは反対側に位置する内回り側周縁部分(14)において、主噴孔(21)の内回り寄り周面部分(15)と渦流室(2)の渦流室周面(12)とを直接鋭角を成すままにつながらせ、て構成したことを特徴とするディーゼルエンジンの渦流室式燃焼室。
IPC (2件):
F02B 19/08 ,  F02B 19/18
FI (2件):
F02B 19/08 E ,  F02B 19/18 A
Fターム (7件):
3G023AA05 ,  3G023AA07 ,  3G023AB05 ,  3G023AC03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD22 ,  3G023AD27
引用特許:
審査官引用 (12件)
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