特許
J-GLOBAL ID:200903031553215445

触媒利用支援方法及びそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-245072
公開番号(公開出願番号):特開2003-058206
出願日: 2001年08月10日
公開日(公表日): 2003年02月28日
要約:
【要約】【課題】 触媒反応により化学生成物を生産する化学企業が、市況変動や経済的・社会的変化による生産調整への影響を受けながら、現在の反応設備の運転形態を、工場の操業目標に合致した反応設備の運転形態へと移行させることを、外部企業が支援する方法とシステムを開示せんとする。【解決手段】 化学企業の反応器内部の反応状況に関する情報を通信網を通じて触媒供給企業に送り、この情報を受けとったシミュレータ装置は自社技術により独自化された反応プログラムを用いて前記情報を解析し、現在の反応設備の運転形態を、化学企業の操業目標に合致した運転形態に移行させるために必要となる操作情報を化学企業に送り返すようにした。
請求項(抜粋):
触媒反応により化学生成物を生産する化学企業が、生成物の収率又は触媒寿命を制御しながら工場の操業目標に合致した最適利益を得られる反応設備の運転形態を実現できるよう、外部企業が支援する方法であって、化学企業が運転する反応器内で進行する触媒反応に関する情報を、少なくとも触媒活性に関するデータを含ませて測定し、化学企業側設備に設けられた通信手段は前記得られた触媒反応に関する情報を通信網を通じて触媒供給企業の通信手段に送信し、前記情報を受けとった触媒供給企業の通信手段は、この情報を、自社触媒技術により独自化された反応プログラムを搭載したシミュレータ装置に送り込み、シミュレータ装置は、受けとった触媒反応に関する情報に含まれる過去の触媒反応の履歴から現環境を維持した場合の触媒反応の将来予測を含む現在の反応状態を解析する反応解析処理と、この処理結果を参照しながら前記化学企業が予定する最適利益が得られる運転形態へと、現在の運転形態を移行させるために必要となる反応設備に対する操作情報を生成する操作情報生成処理とを実行し、触媒供給企業の通信手段は前記処理結果に関する情報を化学企業の通信手段に送信し、前記処理結果を受け取った化学企業の通信手段は、前記処理結果に関する情報を反応器の制御に反映させる処理結果反映手段に伝達する触媒利用支援方法。
IPC (4件):
G05B 13/04 ,  C07B 61/00 ,  G06F 17/60 108 ,  G06F 19/00 110
FI (4件):
G05B 13/04 ,  C07B 61/00 Z ,  G06F 17/60 108 ,  G06F 19/00 110
Fターム (15件):
4H006AA05 ,  5H004GA21 ,  5H004GA34 ,  5H004GB02 ,  5H004HB01 ,  5H004HB02 ,  5H004HB03 ,  5H004HB04 ,  5H004JB07 ,  5H004KC06 ,  5H004KC22 ,  5H004KC27 ,  5H004LA15 ,  5H004MA38 ,  5H004MA52
引用特許:
審査官引用 (8件)
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