特許
J-GLOBAL ID:200903031882289840

カラー液晶表示素子の温度補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-309659
公開番号(公開出願番号):特開平11-133383
出願日: 1997年10月24日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 温度検出回路の特性に左右されることなく、所定の温度範囲の全域にわたって、液晶駆動電圧を適正に補償する。【解決手段】 液晶および位相差板のリタデーションを利用したカラー液晶表示素子のための温度補償装置において、温度補償テーブル12から周囲温度に応じた最適温度補償データを読み出して、電子ボリューム3に与えるとともに、その電子ボリューム3から出力される液晶駆動電圧と、温度補償テーブル12に書き込まれている最適液晶電圧データとを照合して、その結果をフィードバックして最適温度補償データを補正する。
請求項(抜粋):
透明電極および同透明電極上に形成された配向膜をそれぞれ有し互いにほぼ平行に配置された2つの透明基板間に、旋光性物質を含有し誘電異方性が正のネマチック液晶が挟持され、上記各透明基板の配向膜によって形成される液晶分子の配向方向による液晶のねじれ角が160〜300度とされ、液晶層の屈折率異方性(Δn1)と液晶層の厚み(d1)との積(Δn1×d1)が所定値とされ、かつ、液晶層の外側に少なくとも1枚の偏光板および1枚の位相差板を有するとともに、上記透明電極間に駆動電圧を印加する駆動回路を備えてなり、上記液晶および上記位相差板のリタデーションを利用したカラー液晶表示素子のための温度補償装置において、温度センサを含む温度検出回路と、内部電源からの電圧を可変として上記駆動回路に供給する電子ボリュームと、所定のステップで刻まれた各温度ごとに上記電子ボリューム用データとして換算された最適温度補償データとそれに対応する液晶電圧データとが書き込まれており、上記温度検出回路からの検出温度に対応する上記最適温度補償データを出力する温度補償テーブルと、上記電子ボリュームの出力電圧をディジタルの電圧データに変換するA/D変換器と、上記温度補償テーブル内の上記検出温度に対応する上記液晶電圧データと上記A/D変換器からの上記電圧データとの差を算出する減算器と、同減算器から出力される差データを上記電子ボリューム用データに変換するデータ変換器と、上記温度補償テーブルから出力される上記最適温度補償データと上記データ変換器からの差データとを加算もしくは減算して上記電子ボリュームに与える加減算器とを備えていることを特徴とするカラー液晶表示素子の温度補償装置。
IPC (4件):
G02F 1/133 580 ,  G02F 1/133 500 ,  G02F 1/133 510 ,  G09G 3/18
FI (4件):
G02F 1/133 580 ,  G02F 1/133 500 ,  G02F 1/133 510 ,  G09G 3/18
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る