特許
J-GLOBAL ID:200903032178018617

車両用サスペンションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 神戸 典和 ,  佐藤 光俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-279856
公開番号(公開出願番号):特開2008-094298
出願日: 2006年10月13日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】ばね上部とばね下部とに対してそれらを接近・離間させる方向の力を作用させる電磁式アクチュエータを備えたサスペンションシステムの実用性を向上させる。【解決手段】振動減衰制御において発生させるアクチュエータ力である振動減衰成分と、車体姿勢制御において発生させるアクチュエータ力である姿勢制御成分との和である両成分和に基づいて、アクチュエータが発生させるアクチュエータ力を制御するものとされたシステムを、姿勢制御成分を制限値以下に制限する制御を実行可能に構成する。本システムによれば、発生可能なアクチュエータ力に限界がある中で、姿勢制御成分を制限することによって、振動減衰制御において発生させるべきアクチュエータ力を確保することが可能であり、そのことにより、充分な減衰力を発生させて、車両の乗り心地等の悪化を抑えることが可能である。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ばね上部とばね下部との間に配設されるサスペンションスプリングと、 そのサスペンションスプリングと並列的に配設されるとともに、電動モータを有し、その電動モータが発生させる力に依拠して、ばね上部とばね下部とに対してそれらを接近・離間させる方向の力であるアクチュエータ力を作用させる電磁式のアクチュエータと、 そのアクチュエータを制御する制御装置であって、(a)アクチュエータ力を少なくともばね上振動を減衰させるための振動減衰力として発生させる振動減衰制御と、(b)アクチュエータ力を、車体のロールとピッチとの少なくとも一方を抑制するための車体姿勢制御力として作用させる車体姿勢制御とを同時に実行可能とされた制御装置と を備えた車両用サスペンションシステムであって、 その制御装置が、(A)前記振動減衰制御において発生させるアクチュエータ力である振動減衰成分と、(B)前記車体姿勢制御において発生させるアクチュエータ力である姿勢制御成分との和である両成分和に基づいて、前記アクチュエータが発生させるアクチュエータ力を制御するものとされ、かつ、前記姿勢制御成分をそれの制限値である姿勢制御成分制限値以下に制限する姿勢制御成分制限部を有する車両用サスペンションシステム。
IPC (2件):
B60G 17/00 ,  F16F 15/03
FI (2件):
B60G17/00 ,  F16F15/03 G
Fターム (40件):
3D301AA04 ,  3D301AA06 ,  3D301AA07 ,  3D301AA48 ,  3D301AA55 ,  3D301AA58 ,  3D301DA08 ,  3D301DA14 ,  3D301DA35 ,  3D301EA04 ,  3D301EA14 ,  3D301EA19 ,  3D301EA21 ,  3D301EA22 ,  3D301EA43 ,  3D301EA50 ,  3D301EA53 ,  3D301EA59 ,  3D301EA70 ,  3D301EB04 ,  3D301EB07 ,  3D301EB09 ,  3D301EB13 ,  3D301EC01 ,  3D301EC11 ,  3D301EC30 ,  3D301EC31 ,  3D301EC41 ,  3D301EC44 ,  3D301EC63 ,  3D301EC64 ,  3J048AA02 ,  3J048AB08 ,  3J048AB09 ,  3J048AB11 ,  3J048AB15 ,  3J048AC08 ,  3J048AD01 ,  3J048DA01 ,  3J048EA15
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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