特許
J-GLOBAL ID:200903032178980712
油圧制振装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-320974
公開番号(公開出願番号):特開2000-145866
出願日: 1998年11月11日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトな構造で、装置全体の小型化を図り、また種々の制振特性に合うように、調整を容易にした油圧制振装置を提供する。【解決手段】 油圧制振装置の両端カバーにそれぞれチェック弁、オリフィス弁、リリーフ弁を設ける。シリンダの外周にシリンダケースを設け、シリンダとの隙間にオイルリザーバを構成する。一定の振動速度領域の減衰力とそれを越える振動速度領域の減衰力とをこれらの弁によって分担させる。振動に伴うピストン3のシリンダ1に対する相対的移動により、低速振動時にはオリフィス弁12がオイルリザーバ9側に作動油を吐出して振動を吸収する一方、高速振動時にはリリーフ弁13が圧力室7,8からオイルリザーバ9側に作動油を吐出して振動を減衰させる。チェック弁11は、圧力室7,8にオイルリザーバ9から作動油を供給する。各振動領域における減衰力および最大減衰力は外部からの弁の調整で行う。
請求項(抜粋):
支持体又は被支持体の一方に連結され、両端にシリンダカバーとロッドカバーをそれぞれ設け内部に作動油を充填したシリンダと、支持体又は被支持体の他方に連結され、前記シリンダへロッドカバーを貫通して出入り自在に挿入されたピストンロッドと、このピストンロッドに固定され、前記シリンダ内を第1及び第2の圧力室に区画すると共に、軸線方向に間隔を置いて相対向する一対のピストンと、シリンダ外周に設けたシリンダーケースとの間に形成され、第1及び第2の圧力室に連通して作動油を供給するオイルリザーバと、このオイルリザーバ内に配置され、オイルリザーバの容積変化を吸収するアキュムレータと、前記シリンダー両端のシリンダカバー及びロッドカバーに設けられ、第1、第2の圧力室とオイルリザーバとの間を連通する複数の油通路に開閉及び油圧の制御を行う弁機構とを具備することを特徴とする油圧制振装置。
IPC (3件):
F16F 9/34
, E01D 19/04 101
, F16F 15/02
FI (3件):
F16F 9/34
, E01D 19/04 101
, F16F 15/02 G
Fターム (7件):
2D059GG15
, 3J048AA06
, 3J048BE03
, 3J048EA15
, 3J048EA38
, 3J069AA54
, 3J069EE10
引用特許:
審査官引用 (8件)
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減衰力調整式油圧緩衝器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-268112
出願人:トキコ株式会社
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特開平2-261936
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油圧緩衝器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-137936
出願人:シーケーディ株式会社
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油圧緩衝器の減衰力調整機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-164244
出願人:創輝株式会社, ヤマハ発動機株式会社
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特開昭52-113475
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特開昭55-063028
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特開昭60-136634
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特許第2601070号
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