特許
J-GLOBAL ID:200903032263501823

鉄道の力学式限界支障検知システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078076
公開番号(公開出願番号):特開平9-240472
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【目的】 目視に頼ることなく、鉄道建築限界の支障の有無を常時監視し、限界支障している時はこれを迅速且つ的確に把握し、警報信号を生成し得る傾斜センサを提供する。【構成】 複数個の検出器1は、各々検知柱とその内部に装着した傾斜計からなり、これらは鉄道建築限界外の鉄道線路に沿ってその近傍に略鉛直に設置される。各傾斜計は、鉛直方向からの傾斜角に対応する電気信号を出力する。A/D変換器2は、検出器1から出力されるアナログ電圧信号を予め設定した所定の時間間隔で離散的にサンプリングし、ディジタル信号からなる検出データに変換する。演算処理装置3は、検出器1の離散化された検出データを収集するとともに、これら検出データと所定の閾値との比較に基づき限界支障を判別して警報信号を生成する。この演算処理装置3で生成され出力される警報信号は、沿線に設置された特殊信号発光機4を点滅発光させる
請求項(抜粋):
鉄道建築限界を支障する支障物を検知し、適切な警報発生等に供するための鉄道の力学式限界支障検知システムにおいて、鉄道建築限界外の鉄道線路の近傍に略鉛直に建植される検知柱と、この検知柱に内装され、前記検知柱が前記鉄道建築限界を支障する支障物により鉛直軸方向から傾斜した時に水平面上での方角に関らずその傾斜角に応じた電気信号を出力する全方位型の傾斜計と、前記傾斜計の出力信号と予め設定した閾値との比較に基づき前記検知柱の傾斜が前記鉄道建築限界を支障する支障物により生じたことを判別して警報信号を生成する信号処理装置を具備することを特徴とする鉄道の力学式限界支障検知システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 傾斜計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-170488   出願人:株式会社共和電業
  • 踏切標識固定ビーム支障検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-341439   出願人:朝日金属精工株式会社, 住友電気工業株式会社

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