特許
J-GLOBAL ID:200903032364241687

動力伝達機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-117652
公開番号(公開出願番号):特開平10-311391
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 回転力が設定値を越えた際、動力伝達を完全に遮断し、構造が簡単で、コストが安価で、しかも、両方向に回転可能な動力伝達機構を提供する。【解決手段】 設定値以下の回転力がプーリ1からシャフト4へ伝達されているとき、3個の弾性部材2は、プーリ1の保持部3とハブ5の保持部6の間にまたがって収容されている。プーリ1に設定値を越えた過大な回転力が作用すると、各弾性部材2は、プーリ1からラジアル方向にかかる圧縮力により次第に弾性変形を増大してラジアル方向に移動する。更に進んで、各弾性部材2は、プーリ1の保持部3から離脱し、また、ハブ5の保持部6に設けられたくびれ部8を通過し、最後に保持部6の奥部9に収容される。したがって、プーリ1からハブ5への回転力の伝達は、完全に遮断される。
請求項(抜粋):
保持部を有するプーリと、前記プーリと同心に配置され、シャフトに固定され、かつ、保持部を有するハブと、前記プーリと前記ハブの間で動力を伝達遮断することができる弾性部材とから構成され、回転力が設定値以下では、前記弾性部材は前記両保持部の間にまたがって収容され、前記回転力が前記設定値を越えると、前記弾性部材は前記両保持部の一方に設けられたくびれ部をラジアル方向に通過して前記両保持部の一方に設けられた奥部に収容されることを特徴とする動力伝達機構。
IPC (2件):
F16H 7/02 ,  F16D 7/02
FI (2件):
F16H 7/02 Z ,  F16D 7/02 F
引用特許:
審査官引用 (3件)

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