特許
J-GLOBAL ID:200903032508282782

スペクトラム拡散通信システム及び変復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051810
公開番号(公開出願番号):特開平9-247044
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 陸上移動通信などの伝送路上でマルチパスフェージングが発生するような条件下で、広帯域の情報信号を従来例に比較して高品質に伝送することができるスペクトラム拡散通信システム及び変復調装置を提供する。【解決手段】 互いに異なる複数の拡散符号を順次選択的に発生して拡散信号として出力し、入力される情報変調信号に対して、上記拡散信号を用いてスペクトラム拡散処理を実行することにより、スペクトラム拡散信号に変換して出力する。一方、上記複数の拡散符号と同一の複数の拡散符号をそれぞれ発生し、搬送波信号を発生した複数の拡散符号に従ってそれぞれ、デジタル変調方式を用いて変調することにより、複数の拡散変調信号に変換して出力し、上記複数の拡散変調信号を用いてそれぞれ、入力されたスペクトラム拡散信号に対してスペクトラム逆拡散処理及び復調処理を実行することにより、複数の情報復調信号を取り出して合成して出力する。
請求項(抜粋):
無線送信機と無線受信機とを備えたスペクトラム拡散通信システムにおいて、上記無線送信機は、搬送波信号を、入力されるデジタルデータ信号を従って所定のデジタル変調方式を用いて情報変調信号に変調して出力する変調手段と、互いに異なる複数の拡散符号を順次選択的に発生して拡散信号として出力する拡散信号発生手段と、上記変調手段から出力される情報変調信号に対して、上記拡散信号発生手段から出力された拡散信号を用いてスペクトラム拡散処理を実行することにより、スペクトラム拡散信号に変換して出力する拡散変調手段と、上記拡散変調手段から出力されるスペクトラム拡散信号を無線送信する送信手段とを備え、上記無線受信機は、上記送信手段によって無線送信されたスペクトラム拡散信号を無線受信して出力する受信手段と、上記拡散信号発生手段によって発生された複数の拡散符号と同一の複数の拡散符号をそれぞれ発生し、搬送波信号を上記発生した複数の拡散符号に従ってそれぞれ、上記デジタル変調方式を用いて変調することにより、複数の拡散変調信号に変換して出力する拡散変調信号発生手段と、上記拡散変調信号発生手段から出力される複数の拡散変調信号を用いてそれぞれ、上記受信手段によって受信されたスペクトラム拡散信号に対してスペクトラム逆拡散処理を実行することにより、複数の情報変調信号を取り出して出力する複数のスペクトラム逆拡散手段と、上記複数のスペクトラム逆拡散手段から出力される複数の情報変調信号をそれぞれ上記デジタル変調方式に対応するデジタル復調方式を用いて復調することにより、複数の復調信号に変換する複数の復調手段と、上記複数の復調手段から出力される複数の復調信号を合成して合成信号を復調されたデジタルデータ信号として出力する信号合成手段とを備えたことを特徴とするスペクトラム拡散通信システム。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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