特許
J-GLOBAL ID:200903032803134019

音声符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-588534
公開番号(公開出願番号):特表2004-522198
出願日: 2002年04月18日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
本発明は音声符号化方法に関し、特に、元の音声信号からの情報に対応する周波数帯域のうち、可聴ではあるが重要性の低い周波数帯は符号化せずに、ノイズ充填パラメータを割り当てる効率的な手法に関する。一方、聴覚にとって重要なコンテンツを含む信号帯域は常に完全に符号化する。このようにして、受信信号の周波数スペクトルにおいて空白を作らずに符号化ビットの節約を図ることができる。さらに本発明による方法は、音声の帯域幅全体を符号化する際、その音声の各周波数帯域における信号を完全に表示するのに必要なビット数に満たない限られたビット予算で符号化する場合に生じる帯域幅切り替えアーチファクトを抑制することができる。すなわち本発明の方法では、帯域幅切り替えアーチファクトの発生を防ぎつつ符号化音声帯域を拡大することを可能にする。このノイズ充填パラメータは、対応する帯域におけるRMS信号値に相当し、本来この帯域に挿入すべきノイズの量を示し、受信端末において復号アルゴリズムによって用いられる。
請求項(抜粋):
音声信号を符号化する方法であって、 前記信号を複数の周波数帯に分割し、 分割された各周波数帯における信号の振幅をそれぞれ対応する閾値と比較し、 前記信号の振幅が対応する前記閾値を上回る大きさが大きい周波数帯から優先的に所定の符号化方式によって符号化する優先順位に基づき前記分割された周波数帯における信号を符号化し、 残りの周波数帯についてはノイズ充填パラメータを選択的に割り当てる工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
G10L19/02 ,  G10L19/00
FI (3件):
G10L7/04 G ,  G10L9/18 A ,  G10L9/18 E
Fターム (1件):
5D045DA11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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