特許
J-GLOBAL ID:200903032853461010

圧力センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-262121
公開番号(公開出願番号):特開2008-082823
出願日: 2006年09月27日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
【課題】受圧用ダイアフラムが受けた熱がセンサチップへ伝導するのを抑制する。【解決手段】金属ステム30の外周面とハウジング40の内周面との間に、これらと接触する放熱部材70を配置する。これにより、メタルパイプ20からハウジング40に直接伝わった熱がエンジン200と接触するシート面40dを通じて伝えられる放熱経路に加え、メタルパイプ20から金属ステム30に伝わった熱が放熱部材70を介してハウジング40に伝えられる放熱経路が形成される。そして、放熱部材70を介してハウジング40に伝えられた熱がさらにシート面40dやネジ部41を通じてエンジン200に伝えられる。したがって、本発明者らが先に提案している圧力センサと比べて、よりセンサチップ50から近い位置において放熱経路が形成されるため、金属ステム30に伝わった熱がセンサチップ50に伝わるのを抑制できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
中空部を有するケース(1)と、 前記ケース(1)の一端部に配置され、一面が被測定圧力を受ける受圧面(11)を為すと共に、この受圧面(11)に前記被測定圧力を受けて歪む受圧用ダイアフラム(10)と、 前記ケース(1)における中空部内に配置され、一端部が前記受圧用ダイアフラム(10)における前記受圧面(11)の反対面に接触し、前記受圧面(11)で受けた前記被測定圧力を伝達する圧力伝達部材(60)と、 前記ケース(1)の一部を構成すると共に、前記圧力伝達部材(60)の他端部側において該圧力伝達部材(60)に伝達される圧力を受けて変位する歪み部(32)にて底部が構成される有底円筒状のステム(30)と、 前記ステム(30)における前記歪み部(32)のうち前記圧力伝達部材(60)とは反対側に配置され、前記歪み部(32)の変位に基づいて、前記被測定圧力に応じた信号を発生する感歪素子が形成されたセンサチップ(50)とを備える圧力センサにおいて、 前記ケース(1)は、前記ステム(20)と、一端部に前記受圧用ダイアフラム(10)が固定されると共に他端部において前記ステム(30)における前記歪み部(32)の反対側となる開口端が接合されるメタルパイプ(20)と、中空部を有した円筒形状を為し、前記中空部に繋がる開口端に前記ステム(30)が接合された前記メタルパイプ(20)の前記他端部および前記ステム(30)が挿入され、前記メタルパイプ(20)と接合されるハウジング(40)と、を有した構成とされ、 さらに、前記ステム(30)の外周面と前記ハウジング(40)の内周面との間には、前記ステム(30)および前記ハウジング(40)の双方に接する放熱部材(70)が備えられていることを特徴とする圧力センサ。
IPC (1件):
G01L 9/00
FI (1件):
G01L9/00 303P
Fターム (9件):
2F055AA23 ,  2F055BB20 ,  2F055CC02 ,  2F055DD04 ,  2F055EE14 ,  2F055FF04 ,  2F055GG12 ,  2F055GG25 ,  2F055HH03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 高温用圧力センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-130279   出願人:日本電装株式会社
審査官引用 (3件)
  • 圧力検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-146095   出願人:株式会社デンソー
  • 圧力センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-142874   出願人:株式会社豊田中央研究所
  • 燃焼圧力センサ付きグロープラグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-032570   出願人:日本特殊陶業株式会社

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