特許
J-GLOBAL ID:200903033069174923

免震構造物の固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-213389
公開番号(公開出願番号):特開2001-040902
出願日: 1999年07月28日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 不在により手動固定を行うことができない場合及び手動固定解除を失念した場合にも、風圧による転倒の虞をなくし得ると共に、一定以上の大きさの地震に対しては免震機能を生じさせることができて、地震による上部構造物等の倒壊等の甚大な被害を防ぎ得る極めてフェールセーフなる免震構造物の固定装置を提供すること。【解決手段】免震構造物の固定装置4は、夫々被係合孔5及び6を有して、基礎1及び戸建住宅2の夫々に固定された固定体7及び8と、固定体7及び8の夫々の被係合孔5及び6を通って上下方向に移動自在な係合部材9と、第一の状態では、固定体7及び8の夫々の被係合孔5及び6を通った状態に係合部材9を保持し、第二の状態では、被係合孔6からの係合部材9の抜け出しを可能とするように、第一及び第二の状態になる保持手段10とを具備しており、保持手段10は、一定以上の地震加速度を検出して自動的に第二の状態になるようになっており、係合部材9は、保持手段10が第二の状態になった際には、被係合孔6から抜け出すようになっている。
請求項(抜粋):
基礎と上部構造物との間に介在された免震装置により基礎に対して水平方向に免震支持される上部構造物を、基礎に対して水平方向に関して解除自在に固定する固定装置であって、夫々被係合孔を有して、基礎及び上部構造物の夫々に固定された基礎側及び上部構造物側の固定体と、基礎側及び上部構造物側の固定体の夫々の被係合孔を通って上下方向に移動自在な係合部材と、第一の状態では、基礎側及び上部構造物側の固定体の夫々の被係合孔を通った状態に係合部材を保持し、第二の状態では、上部構造物側の固定体の被係合孔からの係合部材の抜け出しを可能とするように、第一及び第二の状態になる保持手段とを具備しており、保持手段は、一定以上の地震加速度を検出して自動的に第二の状態になるようになっており、係合部材は、保持手段が第二の状態になった際には、上部構造物側の固定体の被係合孔から抜け出すようになっている免震構造物の固定装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 331 Z ,  F16F 15/02 A
Fターム (6件):
3J048AD05 ,  3J048BA08 ,  3J048BC02 ,  3J048CB05 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (13件)
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