特許
J-GLOBAL ID:200903033098279548

流体封入式能動型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017321
公開番号(公開出願番号):特開2000-213586
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】能動的な防振効果を得るようにした流体封入式の能動型防振装置において、第一のオリフィス通路のチューニング周波数より高周波数域でも、能動的な防振効果が有効に発揮されるようにすること。【解決手段】 主液室68と副液室70を仕切る隔壁部に対して、可動部材58を配すると共に、この可動部材58の変位量を制限する変位量制限部材を設けた。これにより、第一のオリフィス通路72のチューニング周波数域では、第一のオリフィス通路72を通じての流体流動作用に基づいて、加振部材50の加振によって副液室70に生ぜしめられた圧力が主液室68に効率的に伝達されると共に、第一のオリフィス通路72のチューニング周波数より高周波数域では、可動部材58の変位に基づいて、副液室70から主液室68への圧力伝達が為され得る。
請求項(抜粋):
防振すべき振動の入力によって弾性変形せしめられる本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入された主液室と、変位可能に支持された加振部材で壁部の一部が構成されて該加振部材の変位によって圧力変動が生ぜしめられる非圧縮性流体が封入された副液室とを形成すると共に、それら主液室と副液室を第一のオリフィス通路によって相互に連通せしめて、前記加振部材を加振することによって前記副液室に生ぜしめられる圧力変動が、該第一のオリフィス通路を通じて前記主液室に伝達されるようにした流体封入式能動型防振装置において、前記主液室と前記副液室を仕切る隔壁部に対して、主液室と副液室の圧力差に基づいて変位せしめられる可動部材を配設すると共に、該可動部材の変位量を制限して、前記第一のオリフィス通路を通じての流体流動量を確保する変位量制限手段を設けたことを特徴とする流体封入式能動型防振装置。
IPC (4件):
F16F 13/10 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/06 ,  F16F 13/26
FI (4件):
F16F 13/00 620 D ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 C ,  F16F 13/00 630 C
Fターム (6件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CB10 ,  3J047CD08 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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