特許
J-GLOBAL ID:200903033133474979

ドラフト装置を有する紡績機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048282
公開番号(公開出願番号):特開平11-279855
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 ドラフト工程中のスライバの案内を改善する。【解決手段】 紡績機でドラフト装置が少なくとも1つの第1のローラ対w1と第2のローラ対w2とを有し、それらの間に下側エプロン14もしくは上側エプロン12が配置されており、両エプロンがローラ対w1、w2の間で部分的に変向ブリッジ18もしくはケージ16によって案内される。スライバ10はその経路上でローラ対w1から、エプロン12、14もしくはケージ16と変向ブリッジ18との間を通ってローラ対w2に至るまでにほぼS字形の経路で曲げられ、しかもSの第1の範囲では少なくとも転回点に達するまで、スライバ10の湾曲は曲率半径r2、r3が小さくなる結果として、変向ブリッジのスライバ10に向き合わされた側で漸進的に増加する。
請求項(抜粋):
ドラフト装置を有する紡績機であって、当該ドラフト装置が、少なくとも1つの第1のローラ対(w1)と第2のローラ対(w2)とからなり、第1のローラ対(w1)の各々のローラが下側エプロン(14)もしくは上側エプロン(12)によって巻き掛けられており、両エプロンが閉じられていて、下側の変向ブリッジ(18)もしくは上側のケージ(16)を通って所定の区間にわたって互いに密接して第2のローラ対(w2)に向かって、ローラ対(w1、w2)もしくはエプロン(12、14)の間に導入されるスライバ(10)の湾曲した輪郭が生じるように案内されている形式のものにおいて、変向ブリッジ(18)の下側エプロン(14)とケージ(16)とに向き合わされた側が少なくとも3種類の曲率半径(r1、r2、r3)を有する少なくとも3つの湾曲範囲を同時に有しており、これらの湾曲範囲がスライバ(10)の走行方向で相連続していて、ローラ対(w1、w2)の相互の間隔(s)に対して相対的に、好ましくは以下の値範囲r1=(0.3......0.7)sr2=(0.7......1.2)sr3=(0.25....0.5)sにおける曲率半径を有していることを特徴とする、ドラフト装置を有する紡績機。
IPC (2件):
D01H 5/70 ,  D01H 1/02
FI (2件):
D01H 5/70 ,  D01H 1/02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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