特許
J-GLOBAL ID:200903033864667687

2周波数帯共用アレーアンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-375359
公開番号(公開出願番号):特開2001-189623
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 両周波数帯域においてグレーティングローブが発生せず、また、素子アンテナ間の相互結合やブロッキングによる放射パターンへの影響が許容範囲内となり、また、素子アンテナが物理的に干渉しない2周波数帯共用アレーアンテナを得る。【解決手段】 低周波数帯域で動作する素子アンテナと高周波数帯域で動作する素子アンテナとの間隔を高周波数帯域における素子アンテナ間隔の少なくとも2分の1以上とするような基本アレー配列とすると共に、この基本配列からブロッキングによる放射パターンへの影響が許容範囲を越えたり物理的に干渉したりする素子アンテナを間引くことによって実際の配列を決定する。
請求項(抜粋):
FH ,FL (FH >FL )の2つの周波数帯域で開口を共用する2周波数帯共用アレーアンテナにおいて、周波数帯域FH の素子アンテナの配置可能な位置を表すベクトルPH*を、PH*=mH dH1v1*+nH dH2v2*ここで、mH ,nH は任意の整数、v1*,v2*は素子アンテナ配列の方向を表す単位ベクトル、dH1,dH2はそれぞれv1*,v2*方向の素子アンテナ間隔としたとき、周波数帯域FL の素子アンテナの配置可能な位置を表すベクトルPL*を、PL*=mL dL1v1*+nL dL2v2*または、PL*=mL dL1v1*+(nL dL2+dH2/2)v2*または、PL*=(mL dL1+dH1/2)v1*+nL dL2v2*または、PL*=(mL dL1+dH1/2)v1*+(nL dL2+dH2/2)v2*ここで、mL ,nL は任意の整数、dL1,dL2はそれぞれv1*,v2*方向の素子アンテナ間隔とし、かつ、2つの周波数帯域の素子アンテナ間隔dH1とdL1、dH2とdL2の関係を、dL1=k1 dH1/2 (ここで、k1 は3以上の整数)dL2=k2 dH2 /2 (ここで、k2 は3以上の整数)とし、かつ、周波数帯域FL の素子アンテナの配置可能な位置PL*と、その近傍の1個または複数個の周波数帯域FH の素子アンテナの配置可能な位置PH*との間に、これらの位置に実際に素子アンテナを配置するための条件を付加した上で、上記2つの周波数帯域における素子アンテナの配置可能な位置から間引いて素子アンテナを配列したことを特徴とする2周波数帯共用アレーアンテナ。
IPC (2件):
H01Q 21/30 ,  H01Q 21/24
FI (2件):
H01Q 21/30 ,  H01Q 21/24
Fターム (6件):
5J021AA05 ,  5J021AA09 ,  5J021AA13 ,  5J021AB01 ,  5J021GA05 ,  5J021JA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-035208
  • フェーズドアレーレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-250395   出願人:三菱電機株式会社
  • アレーアンテナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-141341   出願人:三菱電機株式会社
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