特許
J-GLOBAL ID:200903033975192815
広帯域、高遅延無線ネットワークにおけるTCP輻輳制御方式
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-362297
公開番号(公開出願番号):特開2006-173961
出願日: 2004年12月15日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】 広帯域、高遅延無線ネットワークにおけるTCP通信の問題を解決し、高速なTCP通信を可能にするTCP輻輳制御方式を提供することである。【解決手段】 TCPのスロースタートアルゴリズムと輻輳回避アルゴリズムに基づく輻輳ウインドウサイズへ通信中に測定した帯域から得た測定ウインドウサイズを足し、輻輳ウインドウサイズの増加を加速させる方法と、重複ACKにより判明するデータロス後の輻輳ウインドウサイズとスロースタート閾値を測定ウインドウサイズを基に設定する方法と、ACKのロスや遅延により発生するタイムアウト後の不要な送信レートの低下とデータの誤再送を防ぐために、プローブパケットを利用してACKのロス、遅延を検出し、データのタイムアウト後の輻輳ウインドウサイズとスロースタート閾値をタイムアウト発生前に設定することで、送信レートの低下を防ぐ方法により解決を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
通信中に通信ネットワークの帯域を測定し、測定した値から得られる、ネットワーク帯域を最大限利用できるウインドウサイズ(以下、測定ウインドウサイズと呼ぶ)を用いて輻輳ウインドウサイズの増加率を大きくする方式と、測定ウインドウサイズを利用して重複ACKにより判明するデータロス後のTCPの輻輳ウインドウサイズおよびスロースタート閾値を設定する方式と、再送タイムアウト後にデータセグメントの確認応答であるACKセグメントのロスおよび遅延を検出することによりデータの誤再送を防ぐと共に輻輳ウインドウサイズを減少させないことで、送信レートの低下を防ぐ方式からなる、広帯域かつ高遅延な無線ネットワークにおけるTCP通信を高速化することを特徴とするTCP輻輳制御方式。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L13/00 307C
, H04L12/56 Z
Fターム (10件):
5K030GA01
, 5K030JL01
, 5K030LA01
, 5K030LC03
, 5K030MA04
, 5K034AA02
, 5K034DD01
, 5K034EE03
, 5K034EE11
, 5K034MM08
引用特許:
引用文献:
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