特許
J-GLOBAL ID:200903033986963333

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-157126
公開番号(公開出願番号):特開2005-240992
出願日: 2004年05月27日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 レンジ位置検出装置が故障した場合でも、車両の走行を可能にする。 【解決手段】 レンジ位置検出装置42の検出レンジ位置がR-Nレンジ又はN-Dレンジであれば、その正誤を問わず、Dレンジと見なして、見なしDレンジ油圧制御を実行する。この見なしDレンジ油圧制御では、所定の前進変速段を確立させる油圧制御が実行される。R-Nレンジ又はN-Dレンジという検出結果が正しければ、シフトレバー25の位置(手動切換弁26の切換位置)がDレンジではないため、見なしDレンジ油圧制御を実行しても、前進変速段が確立されず、車両が前進することはない。一方、シフトレバー25の位置がDレンジであれば、手動切換弁26もDレンジに切り換えられているため、この状態でR-Nレンジ又はN-Dレンジと誤判定されても、見なしDレンジ油圧制御を実行することで前進変速段を確立させることができ、車両の走行が可能になる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
運転者のシフトレバーの操作により切り換えられる少なくともパーキングレンジ(以下「Pレンジ」と表記)、リバースレンジ(以下「Rレンジ」と表記)、ニュートラルレンジ(以下「Nレンジ」と表記)、ドライブレンジ(以下「Dレンジ」と表記)の各レンジ位置とその中間状態位置を検出するための信号を出力するレンジ位置検出装置と、 自動変速機内の複数の摩擦係合要素に供給する油圧を制御する複数の油圧制御弁と、 前記シフトレバーの操作に連動して前記複数の油圧制御弁への油圧供給回路を切り換えるように設けられ、前記シフトレバーがDレンジにシフトされているときのみ、前進変速段を確立させるのに必要な摩擦係合要素の油圧制御弁への油圧供給回路を形成するように切り換えられる手動切換弁と、 前記レンジ位置検出装置から出力される信号に基づいて検出したレンジ位置に応じて前記複数の油圧制御弁を制御することで前記複数の摩擦係合要素の係合状態を油圧で制御して変速段を切り換える変速制御手段とを備えた自動変速機の制御装置において、 前記レンジ位置検出装置による検出レンジ位置がDレンジ以外であっても、所定条件下でDレンジと見なして所定の前進変速段を確立させる油圧制御(以下「見なしDレンジ油圧制御」という)を実行する見なしDレンジ油圧制御手段を備えていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (1件):
F16H61/12
FI (1件):
F16H61/12
Fターム (8件):
3J552MA01 ,  3J552MA12 ,  3J552MA26 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PB03 ,  3J552QC07 ,  3J552QC10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (8件)
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