特許
J-GLOBAL ID:200903034036743406

電圧無効電力監視制御装置及び電圧無効電力監視制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三谷 惠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-056875
公開番号(公開出願番号):特開2003-259554
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2003年09月12日
要約:
【要約】【課題】 計算機負荷の軽減や現地の電圧無効電力調整機器の煩雑な応動の防止を図り、運用者のニーズに合った電圧無効電力監視制御を可能とすることである。【解決手段】 中央値偏差重み付き目的関数作成手段19は、電力系統情報把握手段11で求められた電力系統の系統情報に基づいて電圧無効電力調整機器3の調整可能範囲の中央値からの偏差重み付き2乗和の項を組み込んだ目的関数を作成する。制御量算出手段12は、その偏差重み付き2乗和の項を組み込んだ目的関数により監視対象となる母線電圧及び無効電力潮流が許容値以内に収まるように電圧無効電力調整機器3の制御量を算出し、指令出力手段14及び情報伝送装置4c、4dを介して電圧無効電力調整機器3に対する制御量を指令出力する。これにより、電圧無効電力調整機器の制御余裕量を確保する。
請求項(抜粋):
電力系統から状態量を検出し情報伝送装置を介して電子計算機に入力し、電力系統の系統情報に基づいて所定の目的関数を作成してその所定の目的関数を解いて、母線電圧の大きさや無効電力潮流の監視制御を行う電圧無効電力監視制御装置において、情報伝送装置を介して伝送されてきた状態量を基に電力系統の系統情報を求める電力系統情報把握手段と、前記電力系統情報把握手段で求められた系統情報に基づいて前記電圧無効電力調整機器の調整可能範囲の中央値からの偏差重み付き2乗和の項を組み込んだ目的関数を作る中央値偏差重み付き目的関数作成手段と、前記中央偏差重み付き目的関数作成手段で作成された目的関数または前記所定の目的関数のいずれかにより監視対象となる母線電圧及び無効電力潮流が許容値以内に収まるように前記電力系統の複数箇所に設けた電圧無効電力調整機器の制御量を算出する制御量算出手段と、前記制御量算出手段で算出された前記電圧無効電力調整機器に対する制御量を情報伝送装置を介して指令出力する指令出力手段とを備えたことを特徴とする電圧無効電力監視制御装置。
IPC (3件):
H02J 3/12 ,  H02J 3/00 ,  H02J 3/16
FI (3件):
H02J 3/12 ,  H02J 3/00 G ,  H02J 3/16
Fターム (4件):
5G066AA03 ,  5G066AE09 ,  5G066DA01 ,  5G066DA04
引用特許:
審査官引用 (8件)
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