特許
J-GLOBAL ID:200903034064812448

電極及び電気化学素子、並びに電極の製造方法及び電気化学素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗 ,  阿部 豊隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-430838
公開番号(公開出願番号):特開2005-190831
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】 内部抵抗が十分に低減されており、電気化学素子のエネルギー密度を増大させることが容易に可能な優れた電極特性を有する電極並びにこの電極を備える電気化学素子の提供。【解決手段】 電極活物質、導電助剤、結着剤を含む複合粒子P10を含む活物質含有層と、集電体と、を有し、複合粒子P10は、電極活物質粒子P1に対し、導電助剤と結着剤とを一体化させる造粒工程を経て形成され、活物質含有層は、造粒工程で得られる複合粒子を含む粉体を加圧してシート化し、複合粒子P10を含むシートを得る工程と、シートを集電体の活物質含有層形成部位に配置する工程と、を経て形成され、活物質含有層における導電助剤及び結着剤の含有率が0.5〜6質量%であり、活物質含有層において、電極活物質と導電助剤とが孤立せずに電気的に結合しており、活物質含有層の厚さTが120〜2000μmである電極。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電極活物質と、電子伝導性を有する導電助剤と、前記電極活物質と前記導電助剤とを結着させることが可能な結着剤と、を含む複合粒子を構成材料として含む導電性の活物質含有層と、 前記活物質含有層に電気的に接触した状態で配置される導電性の集電体と、 を少なくとも有しており、 前記複合粒子は、前記電極活物質からなる粒子に対し、前記導電助剤と前記結着剤とを密着させて一体化させる造粒工程を経て形成されており、かつ、 前記活物質含有層は、 前記造粒工程により得られる前記複合粒子を少なくとも含む粉体に加圧処理を施してシート化し、前記複合粒子を少なくとも含むシートを得る乾式シート化工程と、 前記シートを前記活物質含有層として前記集電体の前記活物質含有層を形成すべき部位に配置する活物質含有層配置工程と、 を経て形成されており、 前記活物質含有層における前記導電助剤の含有率が、該活物質含有層の全質量を基準として0.5〜6質量%であり、 前記活物質含有層における前記結着剤の含有率が、該活物質含有層の全質量を基準として0.5〜6質量%であり、 前記活物質含有層において、前記電極活物質と前記導電助剤とが孤立せずに電気的に結合しており、かつ、 前記活物質含有層の厚さTが下記式(1)で表される条件を満たしていること、 を特徴とする電極。 120μm≦T≦2000μm ・・・(1)
IPC (4件):
H01M4/02 ,  H01G9/058 ,  H01M4/04 ,  H01M10/40
FI (4件):
H01M4/02 B ,  H01M4/04 A ,  H01M10/40 Z ,  H01G9/00 301A
Fターム (19件):
5H029AJ06 ,  5H029AK03 ,  5H029AL07 ,  5H029AM04 ,  5H029AM07 ,  5H050AA12 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB08 ,  5H050DA04 ,  5H050DA10 ,  5H050DA11 ,  5H050GA02 ,  5H050GA03 ,  5H050GA22 ,  5H050HA01 ,  5H050HA04 ,  5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る