特許
J-GLOBAL ID:200903034250673326
薄膜磁性体記憶装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-296375
公開番号(公開出願番号):特開2003-115188
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 製造工程の複雑化を招くことなく、磁化特性が単純で、かつ動作マージンを確保できるMTJメモリセルを有する薄膜磁性体記憶装置を提供する。【解決手段】 トンネル磁気抵抗素子100aにおいて、自由磁化層103および104は、記憶データに応じた磁化方向を有する。自由磁化層103および104は、非磁性の導電体で形成される中間層107を挟むように配置される。データ書込時において、中間層107には、書込まれる記憶データのレベルに応じた方向のデータ書込電流が流される。中間層を流れる電流によって生じる磁界によって、自由磁化層103および104は、ループ状に磁化される。
請求項(抜粋):
各々がデータ記憶を実行する複数のメモリセルを備え、各前記メモリセルは、記憶データに応じて電気抵抗値が変化する磁気記憶部と、導通時において、前記磁気記憶部にデータ読出電流を通過させるための読出アクセス素子とを含み、前記磁気記憶部は、固定された磁化方向を有する第1の磁性体層と、印加されるデータ書込磁界に応じて、互いに逆方向に磁化される第2および第3の磁性体層と、前記第2および第3の磁性体層の間に形成される非磁性かつ導電性の中間層と、前記第2および第3の磁性体層の一方と、前記第1の磁性体層との間に形成される絶縁層とを有し、データ書込時において、前記データ書込磁界の少なくとも一部は、前記中間層を流れる第1のデータ書込電流によって発生される、薄膜磁性体記憶装置。
IPC (4件):
G11C 11/15
, G11C 11/14
, H01L 27/105
, H01L 43/08
FI (5件):
G11C 11/15
, G11C 11/14 A
, G11C 11/14 E
, H01L 43/08 Z
, H01L 27/10 447
Fターム (12件):
5F083FZ10
, 5F083GA09
, 5F083GA28
, 5F083GA30
, 5F083KA06
, 5F083LA04
, 5F083LA05
, 5F083LA10
, 5F083LA26
, 5F083MA06
, 5F083MA20
, 5F083ZA28
引用特許: