特許
J-GLOBAL ID:200903034762586425

流体継手装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-084925
公開番号(公開出願番号):特開2000-283188
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 流体継手の伝動媒介となる作動油の循環油路の外にロックアップクラッチを制御する専用の油路を設け、ロックアップクラッチを高精度に制御可能とするロックアップ付き流体継手装置を提供する。【解決手段】 発進時は、シリンダ室Bの油圧がクラッチ制御用油路43を介してドレーンされ、ロックアップクラッチ13は解放状態にあり、エンジン出力軸のトルクは、流体継手11を介して入力軸31に伝達される。この際、供給用油路41から流体継手室A内に作動油が供給され、かつ排出用油路42から排出されて該室内の作動油が循環される。車輌が比較的低速とすると、クラッチ制御用油路43を介してシリンダ室Bに所定油圧の作動油が供給され、ロックアップクラッチ13が所定トルク容量を有すし、上記トルクが直接タービンハブ30に伝達され、シリンダ室Bに供給される油圧は、適宜調圧される。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸に連結される一体ケースと、変速機構の入力軸に連結されるタービンハブと、前記一体ケースに設けられるポンプインペラ及び前記タービンハブに連結されるタービンランナからなる流体継手と、前記一体ケースと前記タービンハブとの間に介在するロックアップクラッチと、を備え、前記タービンハブ、流体継手及びロックアップクラッチが前記一体ケース内に収納されてなる、流体継手装置において、前記ロックアップクラッチが、シリンダ室の油圧に基づき操作されるピストン部材により制御され、該ピストン部材により、前記一体ケース内が、前記流体継手及びロックアップクラッチを収納する流体継手室と、前記シリンダ室とに油密状に区画してなり、前記流体継手室に作動油を供給する供給用油路と、該流体継手室の作動油を排出する排出用油路と、前記シリンダ室に連通するクラッチ制御用油路とをそれぞれ独立して設けたことを特徴とする、流体継手装置。
IPC (4件):
F16D 47/06 ,  F16D 33/06 ,  F16H 45/02 ,  F16H 61/14 602
FI (4件):
F16D 47/06 B ,  F16D 33/06 ,  F16H 45/02 X ,  F16H 61/14 602 P
Fターム (3件):
3J053BA06 ,  3J053CA05 ,  3J053FB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • ロックアップクラッチ付き流体式伝動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-044419   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 流体伝動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-242558   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 多板クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-139153   出願人:日産自動車株式会社
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