特許
J-GLOBAL ID:200903034869305887

直噴火花点火式内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-046612
公開番号(公開出願番号):特開平11-324765
出願日: 1999年02月24日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】直噴火花点火式内燃機関において、始動から排気浄化触媒が活性化するまでの間における大気中へのHCの排出を最大限抑制しながら、排気浄化触媒の早期活性化を最大限促進すること。【解決手段】始動を開始してから排気浄化触媒が活性化するまでの間において、機関吸入混合気の空燃比をストイキに制御して燃焼させる際に、吸気行程中の燃料噴射により燃焼室内全体にストイキよりも比較的リーンな均質混合気を形成し、かつ、圧縮行程中の燃料噴射により点火栓周りにストイキよりも比較的リッチな混合気を層状に形成して燃焼させる成層ストイキ燃焼形態で燃焼させる。かかる構成とすれば、既燃ガス中に含まれる酸化反応物質のうち酸化反応し易いCO割合を増大でき、HC割合を下げることができる。従って、始動開始から排気浄化触媒が活性化するまでの間における大気中へのHCの排出を抑制しながら、排気浄化触媒での酸化反応を促進でき、延いては排気浄化触媒の早期活性化を促進できることになる。
請求項(抜粋):
機関の燃焼室内に直接燃料を噴射供給する燃料噴射弁と、燃焼室内の混合気に火花点火する点火栓とを備え、所定の機関運転条件のとき、点火実行時に点火栓周りに偏在する混合気層の空燃比がほぼストイキとなるよう前記燃料噴射弁の圧縮行程中の燃料噴射量と燃料噴射時期および前記点火栓の点火時期を制御して成層燃焼を行う直噴火花点火式内燃機関の制御装置であって、機関の排気通路に配設された排気浄化触媒を昇温すべき条件を判断する昇温条件判断手段を備え、排気浄化触媒を昇温すべき条件のとき、点火実行時に点火栓周りに偏在する混合気の空燃比がストイキよりリッチかつ着火可能な空燃比となり、かつ、この混合気層が着火可能な霧化状態となるよう前記燃料噴射弁の圧縮行程中の燃料噴射量と燃料噴射時期および前記点火栓の点火時期を制御して第2の成層燃焼を行うようにしたことを特徴とする直噴火花点火式内燃機関の制御装置。
IPC (15件):
F02D 41/06 335 ,  F02D 41/06 305 ,  F01N 3/20 ,  F02D 13/02 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/02 ,  F02D 41/04 335 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 ,  F02M 25/07 570 ,  F02M 63/00 ,  F02P 5/15
FI (18件):
F02D 41/06 335 Z ,  F02D 41/06 305 ,  F01N 3/20 D ,  F01N 3/20 R ,  F02D 13/02 K ,  F02D 21/08 301 C ,  F02D 41/02 325 A ,  F02D 41/02 325 E ,  F02D 41/04 335 B ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 J ,  F02D 43/00 301 N ,  F02M 25/07 550 F ,  F02M 25/07 550 R ,  F02M 25/07 570 A ,  F02M 63/00 P ,  F02M 63/00 U ,  F02P 5/15 E
引用特許:
出願人引用 (8件)
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