特許
J-GLOBAL ID:200903034962549893

リンギングノイズの減少のための信号適応フィルタリング方法及び信号適応フィルター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077708
公開番号(公開出願番号):特開平10-327334
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 映像データのリンギングノイズの減少のための信号適応フィルタリング方法及び信号適応フィルターを提供する。ブロックに基づいた圧縮復元された映像からリンギングノイズを除去し、圧縮復元された映像の品質を改善させうるようにする。【解決手段】 フィルタリングしようとする映像の各画素別に、加重値が(1、-1)、大きさが1×2及び2×1の一次元水平及び垂直階調度演算子を用いて階調度演算を行い、その絶対値を既定の臨界値と比較し、その結果を2進値に生成する画素エッジ値生成段階と、画素エッジ値生成段階を、所定の大きさを有する画素ブロックの各画素別に繰返してブロック全体に対する2進エッジマップを生成するブロックエッジマップ生成段階と、生成された2進エッジマップの情報に対して既定の大きさのフィルターウィンドウを適用し、フィルターウィンドウ内に含まれている2進エッジマップ情報がエッジ情報を含んでいるかを判断する段階とから成る。
請求項(抜粋):
映像データのリンギングノイズの減少のための信号適応フィルタリング方法において、(a) フィルタリングしようとする映像の各画素別に、加重値が(1、-1)、大きさが1×2及び2×1の一次元水平及び垂直階調度演算子を用いて階調度演算を行い、その絶対値を既定の臨界値と比較し、その結果を2進値に生成する画素エッジ値生成段階と、(b) 前記画素エッジ値生成段階を、所定の大きさを有する画素ブロックの各画素別に繰返してブロック全体に対する2進エッジマップを生成するブロックエッジマップ生成段階と、(c) 前記生成された2進エッジマップの情報に対して既定の大きさのフィルターウィンドウを適用し、前記フィルターウィンドウ内に含まれている2進エッジマップ情報がエッジ情報を含んでいるかを判断する段階と、(d) 前記判断段階でエッジ情報を含んでいないと判断されると、画素別に該当フィルターウィンドウに属する画素値に対して既定の第1加重値を使用してフィルタリングして新たな画素値を生成する平均フィルタリング段階と、(e) 前記判断段階でエッジ情報を含んでいると判断されると、画素別に該当フィルターウィンドウに属する画素値に対して既定の第2加重値を使用してフィルタリングして新たな画素値を生成し、前記フィルターウィンドウの中心に位置した画素がエッジ情報である場合はフィルタリングをしない加重フィルタリング段階とを含むことを特徴とするリンギングノイズの減少のための信号適応フィルタリング方法。
IPC (5件):
H04N 5/21 ,  H04N 5/92 ,  H04N 5/93 ,  H04N 7/24 ,  H04N 7/32
FI (5件):
H04N 5/21 Z ,  H04N 5/92 H ,  H04N 5/93 B ,  H04N 7/13 Z ,  H04N 7/137 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • フィルタ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-045484   出願人:ソニー株式会社
  • ノイズ低減回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-279437   出願人:日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
  • フィルタ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-216755   出願人:ソニー株式会社
全件表示

前のページに戻る