特許
J-GLOBAL ID:200903035039438163

積層型誘電体フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 精孝 ,  長内 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-314353
公開番号(公開出願番号):特開2007-124310
出願日: 2005年10月28日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】マザーボード等への実装状態の違いによる特性変化を低減できる薄型の積層型誘電体フィルタを提供する。【解決手段】下部グランド電極111が誘電体シート121の略全面に形成され、上部グランド電極116が上部から透視したときにインダクタ電極114A,114Bと重ならないように開口部116aを持つように積層型誘電体フィルタ100を構成する。この構造により、キャパシタ電極112A,112Bと下部グランド電極111との間でキャパシタを形成する際に略全面を使用することができ、所望のフィルタ特性を実現することが容易になると共に、下部グランド電極111によってマザーボードの上の配線やグランド電極の影響を大きく低減できる。さらに、インダクタ電極114A,114Bから発生する磁界が上部グランド電極116によって遮蔽されることを防ぐことができる。よって、積層型誘電体フィルタ100の薄型化と特性の維持が可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の誘電体シートを積層してなる積層素体の内部にグランド電極と、キャパシタ電極、及びインダクタ電極を備えると共に、前記積層素体の外表面に外部端子電極を備え、前記積層素体の底面を回路基板の表面に対向させて前記回路基板上に実装する積層型誘電体フィルタにおいて、 前記積層素体の下層部に前記誘電体シートの周縁所定領域を除く全域に設けられた第1グランド電極と、 前記積層素体の上層部に設けられた第2グランド電極と、 前記第1グランド電極と前記第2グランド電極とに挟まれた中間層に設けられたキャパシタ電極及びインダクタ電極とを有し、 前記第2グランド電極は、前記誘電体シートの周縁所定領域と前記インダクタ電極及び前記インダクタ電極によって囲まれる領域に重なる領域とを除く全域に設けられている ことを特徴とする積層型誘電体フィルタ。
IPC (4件):
H03H 7/075 ,  H03H 7/09 ,  H01F 27/00 ,  H01F 17/00
FI (4件):
H03H7/075 Z ,  H03H7/09 Z ,  H01F15/00 D ,  H01F17/00 B
Fターム (21件):
5E070AA05 ,  5E070CB13 ,  5E082AB03 ,  5E082BB01 ,  5E082DD08 ,  5E082FG04 ,  5E082FG06 ,  5J024AA01 ,  5J024BA01 ,  5J024BA11 ,  5J024CA03 ,  5J024CA04 ,  5J024CA06 ,  5J024CA09 ,  5J024DA01 ,  5J024DA29 ,  5J024DA35 ,  5J024EA01 ,  5J024EA03 ,  5J024KA02 ,  5J024KA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 積層型LCフィルタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-005647   出願人:株式会社村田製作所
審査官引用 (9件)
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