特許
J-GLOBAL ID:200903035186906016

信号処理装置、信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫 ,  和智 滋明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-122508
公開番号(公開出願番号):特開2009-272946
出願日: 2008年05月08日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】NC(ノイズキャンセリング)機能を有する音響再生システムにおいて、ヘッドフォン装置の有する音響部品の特性ばらつきやユーザの耳形状・ヘッドフォンの装着具合のばらつき等に起因して適正なNC効果が得られなくなってしまうことの防止を図る。【解決手段】ノイズ低減動作がオフ状態にて得られるノイズ未低減信号と、予め定められた候補フィルタ特性によりノイズ低減動作を実行したときのノイズ低減信号との差分から、上記候補フィルタ特性についてのノイズ低減効果指標を求める。そして、このように実測したノイズ低減効果指標に基づきNCフィルタに設定すべきフィルタ特性の選択を行う。これにより音響部品の特性やユーザの耳形状・ヘッドフォンの装着具合に応じた適切なフィルタ特性を選択することができる。すなわち、音響部品のばらつきやユーザの個人差によるばらつきについての特性補償を行うことのできる、適切なフィルタ特性の選択を行うことができる。【選択図】図12
請求項(抜粋):
収音手段による収音信号に対し予め定められたフィルタ特性に基づくフィルタ処理を施してノイズ低減のための信号特性を与えることで、ノイズ低減動作を実行するフィルタ処理手段と、 上記フィルタ処理手段によるノイズ低減動作を停止させた状態で得られるノイズ未低減信号を取得するノイズ未低減信号取得手段と、 上記ノイズ未低減信号と、予め定めれたフィルタ特性を候補フィルタ特性として上記フィルタ処理手段に設定してノイズ低減動作を実行させたときに得られたノイズ低減信号との差分を求めることで、上記候補フィルタ特性についてのノイズ低減効果指標を得ると共に、該ノイズ低減効果指標に基づき、上記フィルタ処理手段に設定すべきフィルタ特性の選択を行うフィルタ特性選択手段と を備える信号処理装置。
IPC (3件):
H04R 3/00 ,  H04R 1/10 ,  G10K 11/178
FI (3件):
H04R3/00 320 ,  H04R1/10 101B ,  G10K11/16 H
Fターム (3件):
5D005BB11 ,  5D020BB09 ,  5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-214892号公報
  • 特開平3-96199号公報
審査官引用 (4件)
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