特許
J-GLOBAL ID:200903015839698499

騒音キャンセルヘッドフォン、及びその特性ばらつき調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀 城之 ,  塩田 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-060722
公開番号(公開出願番号):特開2007-240704
出願日: 2006年03月07日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】騒音キャンセルヘッドフォンでは視聴者のヘッドフォン装着状態により、騒音キャンセルフィードバックループの伝達関数が大きく変わってしまいハウリング現象を起こすことがある。従来、補正回路の伝達関数をゲイン変化及びカットオフ周波数の両方で調整し安定化を図っていたが、調整が難しいという問題があった。【解決手段】本発明の騒音キャンセルヘッドフォンは、音声信号のゲインを補正する補正回路21と、スピーカ13の音声と周囲の騒音をマイク14で集音しフィルタ回路22を通して補正回路の出力と差分を取り該差分信号でスピーカから音声が出力されるように構成されたゲインG11、G22のフィードバック制御回路と、補正回路とフィルタ回路の合成されたゲイン特性がほぼフラットになるように、フィードバック制御回路のゲインG22の変化に対応して補正回路とフィルタ回路のゲインを調整するばらつき調整回路23を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音声信号を入力して周囲の騒音がキャンセルされた音声を視聴することができる騒音キャンセルヘッドフォンにおいて、 前記音声信号を入力し該音声信号のゲイン特性を補正して出力する補正回路と、 スピーカからの音声と周囲の騒音をマイクによって集音し、前記マイクの出力をフィルタ回路を通して前記補正回路の出力と差分を取るようにフィードバックし、該差分に比例した信号を前記スピーカに出力するように構成された騒音キャンセルフィードバック制御回路と、 前記補正回路と前記フィルタ回路の合成されたゲイン特性が周波数に対しほぼフラットになるように、前記騒音キャンセルフィードバック制御回路の後ろ向き伝達関数のゲインの変化に対応して前記補正回路と前記フィルタ回路のゲイン特性を調整するばらつき調整回路を備えたことを特徴とする騒音キャンセルヘッドフォン。
IPC (2件):
G10K 11/178 ,  H04R 1/10
FI (2件):
G10K11/16 H ,  H04R1/10 101Z
Fターム (2件):
5D005BA07 ,  5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • ヘツドホーン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-073584   出願人:ボーズ・コーポレーション
  • 再生装置および方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-366737   出願人:キヤノン株式会社
  • 音響再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-037574   出願人:松下電器産業株式会社
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審査官引用 (9件)
  • 音響再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-037574   出願人:松下電器産業株式会社
  • 騒音低減ヘツドホン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-128966   出願人:ソニー株式会社
  • 音響装置およびヘッドホン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-228759   出願人:ソニー株式会社
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