特許
J-GLOBAL ID:200903035224259500

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-095932
公開番号(公開出願番号):特開2002-295208
出願日: 2001年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 シューハウジング2に対してベーンロータ7をアシストスプリング15によって進角方向へ付勢するものでは、アシストスプリング15の端部17が軸方向に設けられ、その端部17がベーンロータ7に形成された軸方向穴に挿入されていた。このため、アシストスプリング15の軸方向の全長が長く、ベーンロータ7の厚みも増すため、バルブタイミング調整装置の軸方向寸法が長くなってしまう。【解決手段】 アシストスプリング15の端部17を外側に向け、それと係合するフック溝18をベーンロータ7に設けた。アシストスプリング15の軸方向の短縮と、ベーンロータ7の軸方向の薄肉化が可能になるため、バルブタイミング調整装置の軸方向寸法を短くできる。フック溝18の内部に耐摩耗部材19を介在させたため、ベーンロータ7の材質を硬度の低い材質にできる。このため、ベーンロータ7の加工性が向上し、コストを抑えることができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸からバルブを開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸の回転に対して前記従動軸の回転に位相差を生じさせるバルブタイミング調整装置であって、このバルブタイミング調整装置は、前記駆動軸または前記従動軸の一方とともに回転するシューハウジングと、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記シューハウジング内に形成された凹部を進角室と遅角室に区画するベーンを備えるベーンロータと、前記シューハウジングあるいはこのシューハウジングと一体に回転する部材に一端が係合し、前記ベーンロータに他端が係合して、前記シューハウジングに対して前記ベーンロータを進角側あるいは遅角側へ付勢するねじりコイルバネとを備え、前記ベーンロータと係合する前記ねじりコイルバネの端部は、軸方向に対して垂直方向に向けて設けられ、前記ベーンロータには、前記ねじりコイルバネの端部が係合するフック溝が軸方向に対して垂直方向に設けられていることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (16件):
3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA25 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA81 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018EA21 ,  3G018EA31 ,  3G018GA03 ,  3G018GA11 ,  3G018GA14 ,  3G018GA17 ,  3G018GA18 ,  3G018GA23
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る