特許
J-GLOBAL ID:200903035265627548

耐圧痕性に優れた浸炭鋼部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 横井 健至 ,  横井 知理
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-147552
公開番号(公開出願番号):特開2008-297618
出願日: 2007年06月02日
公開日(公表日): 2008年12月11日
要約:
【課題】 鋼材の結晶粒を超微細化して表面欠陥を除去して自動車その他のギア、シャフト、軸受などの耐圧痕性に及び芯部靱性に優れた浸炭鋼部品を製造する方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Ni:5.0%以下、Cr:6.0%以下、Mo:2.0%以下、Al:0.005〜0.05%、N:0.0100%以下を含有し、さらにTi:0.05〜0.20%、Nb:0.02〜0.20%のいずれか1種又は2種を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼材を部品形状に成形し、浸炭焼入れし、さらにズブ焼入れまたは高周波焼入れによる繰返し焼入れを行って旧オーステナイト結晶粒径をJIS G0551のNo.11以上に微細化し、焼戻し後に表面を研磨して耐圧痕性に優れた浸炭鋼部品とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Ni:5.0%以下、Cr:6.0%以下、Mo:2.0%以下、Al:0.005〜0.05%、N:0.0100%以下を含有し、さらにTi:0.05〜0.20%、Nb:0.02〜0.20%のいずれか1種又は2種を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼材を用い、これを部品形状に成形した後、浸炭焼入れを行い、その後、さらに焼入れにより旧オーステナイト結晶粒径をJIS G0551で規定のNo.11以上に微細化し、焼戻した後に10μm以上を研磨することで浸炭異常層を除去することにより、耐圧痕性に優れた浸炭鋼部品とすることを特徴とする浸炭鋼部品の製造方法。
IPC (7件):
C21D 9/32 ,  C21D 9/40 ,  C21D 1/06 ,  C21D 1/10 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/28
FI (8件):
C21D9/32 A ,  C21D9/40 A ,  C21D1/06 A ,  C21D1/10 H ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/58 ,  C21D9/28 A
Fターム (24件):
4K042AA14 ,  4K042AA18 ,  4K042AA22 ,  4K042AA25 ,  4K042BA03 ,  4K042CA02 ,  4K042CA06 ,  4K042CA07 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA10 ,  4K042CA12 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DB01 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD03 ,  4K042DD05 ,  4K042DE02 ,  4K042DE03
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (11件)
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