特許
J-GLOBAL ID:200903035387997796

自動変速機のクリープ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173446
公開番号(公開出願番号):特開平10-019121
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 フォワードクラッチ締結時の1速ギヤ比による締結ショックを低減し、フォワードクラッチ油圧の応答性悪化による車両後退現象を防止する。【解決手段】 エンジン駆動入力軸17および変速機出力軸23間にトルクコンバータ11、フォワードクラッチ12、バンドブレーキ71を具え、走行レンジで停車中はフォワードクラッチ12を滑らせるクリープ防止制御を行うとともにバンドブレーキを締結するヒルホールド制御を行う自動変速機において、アイドルスイッチ162およびブレーキスイッチ167からの信号に基づきクリープ防止制御解除と判定された場合、クリープ防止制御解除判定時からフォワードクラッチ12の締結完了時までバンドブレーキ71の締結状態を保持し、フォワードクラッチ12の締結完了後にバンドブレーキ71を解放する。
請求項(抜粋):
エンジンおよび変速機出力軸間の動力伝達系に流体伝動装置および走行レンジ選択状態で作動し続ける第1の摩擦要素を具えるとともに、該第1の摩擦要素を走行レンジ選択状態の停車中には滑らせてクリープの発生を防止するクリープ防止制御を行うクリープ防止手段と、該クリープ防止制御の作動中ワンウェイクラッチを介して変速機出力軸の逆転を阻止する第2の摩擦要素とを具え、前記第1および第2の摩擦要素を含む複数の摩擦要素を選択的に作動させることにより変速を行うようにした自動変速機において、エンジン出力を検出するエンジン出力検出手段と、ブレーキの作動状態を検出するブレーキ検出手段と、流体伝動装置の出力軸回転数を検出する出力軸回転数検出手段と、前記クリープ防止制御が解除されたか否かを判定するクリープ防止制御解除判定手段と、クリープ防止制御解除判定時から前記第1の摩擦要素の締結完了時まで前記第2の摩擦要素の締結状態を保持する締結保持手段と、前記第1の摩擦要素の締結完了後に前記第2の摩擦要素を解放する締結解放手段とを具備して成ることを特徴とする自動変速機のクリープ防止装置。
IPC (6件):
F16H 61/20 ,  F16H 45/00 ,  F16H 59:22 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:54
FI (2件):
F16H 61/20 ,  F16H 45/00 F
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-244955
  • 特開昭61-244956

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