特許
J-GLOBAL ID:200903035725937087

曲げ加工性に優れたAl-Mg系合金圧延板調質材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-288446
公開番号(公開出願番号):特開2004-124142
出願日: 2002年10月01日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】Al-Mg系合金からなる調質度H32〜H36の圧延板調質材、特に1mm程度以上の厚い板として、冷間圧延中途の中間焼鈍を省略したプロセスで、曲げ加工性が安定して優れたものを提供する。【解決手段】Mg1.5〜3.0%、Cr0.03〜0.35%、Fe0.1〜0.5%、Si0.05〜0.4%を含有し、残部が実質的にAlよりなる合金を素材とし、板表面から100μm深さの位置での集合組織として、傾角15°以内のキューブ方位密度がランダム方位の9倍以上で、調質度H32〜H36とされたAl-Mg系合金圧延板調質材。また前記成分のほか、Mn0.01〜0.6%、Cu0.01〜0.3%、Ti0.005〜0.3%、Zn0.01〜0.2%の1種以上を含有するもの。製法として、熱間圧延を、粗圧延終了温度370〜470°C、仕上げ圧延最終パスの対数圧下率0.40〜0.85、仕上げ圧延最終パスの圧延速度200mm/分以上、仕上げ圧延終了温度に285〜360°Cの条件で、10〜65%の圧延率で冷間圧延を行ない、調質焼鈍によりH32〜H36に仕上げる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Mg1.5〜3.0%(mass%、以下同じ)、Cr0.03〜0.35%、Fe0.1〜0.5%、Si0.05〜0.4%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を素材とし、板表面から100μmの深さの位置における板表面側から測定した集合組織として、傾角15°以内のキューブ方位密度がランダム方位の9倍以上であり、調質度H32〜H36とされたことを特徴とする、曲げ加工性に優れたAl-Mg系合金圧延板調質材。
IPC (2件):
C22C21/06 ,  C22F1/047
FI (2件):
C22C21/06 ,  C22F1/047
引用特許:
審査官引用 (5件)
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