特許
J-GLOBAL ID:200903035860344533
アルミニウム材の表面処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-362729
公開番号(公開出願番号):特開2000-178767
出願日: 1998年12月21日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 廃液中和処理用の工業薬品の負担を少なくしながら、ゲル状水酸化アルミニウムの発生量を減少せしめ、かつ、このゲル状水酸化アルミニウム中の硫酸根を低減せしめてその有用資源化を容易にすることができるアルミニウム材の表面処理方法を提供する。【解決手段】 エッチング工程と陽極酸化工程とを有するアルミニウム材の表面処理方法において、陽極酸化工程に関連する酸性廃液を通常型逆浸透装置で逆浸透処理し、この硫酸濃縮液を硫酸回収後の陽極酸化老化浴と共にアルミニウムを阻止する硫酸透過型逆浸透装置で逆浸透処理し、この濃縮液を酸性硫酸アルミニウム溶液として系外に抜き出す一方、上記両方の逆浸透装置からの透過液をエッチング工程に関連するアルカリ性廃液と共に廃液中和工程に導入し、中和処理して生成したゲル状水酸化アルミニウムを回収する。
請求項(抜粋):
水酸化ナトリウム溶液によるエッチング工程と硫酸を用いた陽極酸化工程とを有し、エッチング工程にはアルミン酸ナトリウムの加水分解によるアルカリ再生装置が付設されていると共に、陽極酸化工程にはその陽極酸化老化浴から硫酸を回収する硫酸回収装置が付設されているアルミニウム材の表面処理方法において、陽極酸化工程で処理されたアルミニウム材を水洗する洗浄工程からの洗浄廃液と陽極酸化工程におけるミスト等由来の酸性廃液とを通常型逆浸透装置で逆浸透処理し、この逆浸透処理で得られた硫酸濃縮液を、上記硫酸回収装置から得られる硫酸回収後の陽極酸化老化浴と共に、アルミニウムを阻止する硫酸透過型逆浸透装置で逆浸透処理し、この硫酸透過型逆浸透装置からの濃縮液を酸性硫酸アルミニウム溶液として系外に抜き出す一方、硫酸透過型逆浸透装置からの透過液と通常型逆浸透装置の透過液とを、上記エッチング工程で処理されたアルミニウム材を水洗する洗浄工程からの洗浄廃液及びエッチング工程におけるミスト等由来のアルカリ性廃液と共に、廃液中和工程に導入し、この廃液中和工程で中和処理して生成したゲル状水酸化アルミニウムを回収することを特徴とするアルミニウム材の表面処理方法。
IPC (3件):
C23F 1/46
, C23F 17/00
, C25D 11/04
FI (3件):
C23F 1/46
, C23F 17/00
, C25D 11/04 G
Fターム (13件):
4K057WA01
, 4K057WA18
, 4K057WB05
, 4K057WE03
, 4K057WE22
, 4K057WH01
, 4K057WH08
, 4K057WN05
, 4K057WN06
, 4K062BA08
, 4K062BA11
, 4K062FA03
, 4K062GA08
引用特許:
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