特許
J-GLOBAL ID:200903036262015432

リング構成の波長分割多重光伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264361
公開番号(公開出願番号):特開平10-112700
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】リング構成の光伝送装置において、伝送効率、信頼性の向上を図る。【解決手段】複数のノードがリング状に接続される光伝送装置において、各ノードは双方向に光伝送可能な一対の運用系及び一対の予備系の合計4本の伝送路光ファイバにより接続されている。複数のノードには各別に割当てられた送信波長により4個の異なる情報の光信号が4本の伝送路にそれぞれ送出され、伝送路から受信される光信号の中から所望の1波長が分離、抽出され、他の波長成分からなる光信号は上記送信波長と合波されて再びリング状伝送路に送出される。各ノード毎に1個の波長成分が割当てられているので、プロテクション用の波長を設定する必要がなくなり、すべてサービス用に使用できる。また、伝送路に障害が生じた場合には、送信側と受信側双方で予備系に切り換えることにより時計/反時計回りの両ルートに回避可能となり、信頼性を向上できる。
請求項(抜粋):
複数のノードと、前記複数のノードをリング状に接続する光ファイバ伝送路とを備えたリング構成の波長分割多重光伝送装置であって、前記光ファイバ伝送路は、互いに反対方向に光信号を伝送するための第1の運用系光ファイバと第2の運用系光ファイバを含む少なくとも2本の運用系光ファイバを備え、前記ノードはそれぞれ、前記2本の運用系光ファイバのそれぞれに対応して設けられ、前記光信号のなかから任意の1波長の光信号を選択して選択光信号を出力する少なくとも2つの光信号選択手段と、前記2本の運用系光ファイバのそれぞれに対応して設けられ、あらかじめ設定された波長の送信光信号を前記光信号に挿入して対応する前記伝送路光ファイバに送出する少なくとも2つの光信号挿入手段と、前記選択光信号を受信する少なくとも2つの光信号受信手段と、前記光信号選択手段と前記光信号受信手段との間に配置され、前記選択光信号の光路を切換えて前記光信号受信手段に出力する第1の光路切換手段と、前記送信光信号を出力する少なくとも2つの光信号送信手段と、前記送信光信号の光路を切換えて前記光信号挿入手段に出力する第2の光路切換手段と、前記第1の光路切換手段と前記第2の光路切換手段の前記光路の切換えをそれぞれ制御する光路切換制御手段とを備えていることを特徴とするリング構成の波長分割多重光伝送装置。
IPC (3件):
H04J 14/00 ,  H04J 14/02 ,  H04B 1/74
FI (2件):
H04B 9/00 E ,  H04B 1/74
引用特許:
審査官引用 (9件)
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