特許
J-GLOBAL ID:200903036487051519

連続鋳造方法、連続鋳造鋳片および鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-340375
公開番号(公開出願番号):特開2005-103604
出願日: 2003年09月30日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】中心偏析などを低減した厚板用鋳片の鋳造方法、その鋳造方法により得られる鋳片、および鋳片を圧延して得られる板厚断面での曲げ変形能に優れた鋼板を提供する。 【解決手段】(1)横断面形状が矩形の鋳片を連続鋳造する際に、連続鋳造機の湾曲部または曲げ部を形成する円弧の接線と水平面とのなす角度が30度以上となる湾曲部または曲げ部の位置で鋳片内部の未凝固溶鋼を電磁攪拌するとともに、鋳片をバルジングさせ、さらに下流側の水平部に配置された圧下ロールにより、鋳片の中心部固相率が0.1〜0.6の範囲において、圧下量D1と圧下時の未凝固部厚さD2との比の値を0.2〜0.6に調整して未凝固部を含む鋳片を圧下する連続鋳造方法。(2)前記(1)の連続鋳造方法により鋳造された、上面等軸晶率が10%以上で、かつ厚さ中心部のC、Mn、PおよびSの偏析比が全て1以下の鋳片、および前記鋳片を熱間圧延して得られた同成分の偏析比が全て1以下の鋼板。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
湾曲型または垂直曲げ型の連続鋳造機を用いて横断面形状が矩形の鋳片を鋳造する際に、鋳片内部の未凝固溶鋼を電磁攪拌するとともに、未凝固部を含む鋳片をバルジングさせた後に、圧下ロールを用いて未凝固部を含む鋳片を圧下する連続鋳造方法であって、前記連続鋳造機の湾曲部または曲げ部を形成する円弧の接線と水平面とのなす角度が30度以上となる湾曲部または曲げ部の位置において、鋳片内部の未凝固溶鋼を電磁攪拌するとともに、電磁攪拌を行う位置よりも下流側で前記連続鋳造機の水平部に圧下ロールを配置し、鋳片の中心部固相率が0.1〜0.6の領域において、圧下量D1(mm)と圧下時の未凝固部厚さD2(mm)との比である圧下比(D1/D2)の値を0.2〜0.6の範囲に調整して未凝固部を含む鋳片を圧下することを特徴とする連続鋳造方法。
IPC (6件):
B22D11/128 ,  B22D11/041 ,  B22D11/115 ,  B22D11/16 ,  C22C38/00 ,  C22C38/04
FI (6件):
B22D11/128 350A ,  B22D11/041 Z ,  B22D11/115 F ,  B22D11/16 C ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/04
Fターム (9件):
4E004GA00 ,  4E004GA05 ,  4E004GA10 ,  4E004MC07 ,  4E004MD05 ,  4E004NA01 ,  4E004NB01 ,  4E004NC01 ,  4E004TB07
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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