特許
J-GLOBAL ID:200903036651715350
顔認識装置及び顔認識方法、ガボア・フィルタ適用装置、並びにコンピュータ・プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
宮田 正昭
, 山田 英治
, 佐々木 榮二
, 澤田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-339748
公開番号(公開出願番号):特開2008-152530
出願日: 2006年12月18日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】ガボア・フィルタ係数の種類や数を固定することなく、十分な性能で顔画像の認識を行なう。【解決手段】入力した顔画像内のフィルタの適用場所に応じてフィルタの種類や数を任意に設定して、さまざまな認識の認識率を向上する。また、フィルタ係数をガウス関数により演算された値とサイン関数又はコサイン関数により演算された値に分割して、ガウス関数の特性、サイン関数とコサイン関数の周期性を利用してROMデータを削減し、ハードウェア規模の縮小を図る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力顔画像と登録顔画像の認識を行なう顔認識装置であって、
認識処理の対象となる顔画像を入力する顔画像入力手段と、
前記の入力画像の特徴量抽出位置毎に、窓にガウス関数、周波数応答にサイン関数又はコサイン関数を基底とするガボア関数によって空間表現されるガボア・フィルタの応答関数の周波数と角度を切り替えながら、該ガボア・フィルタ係数と画素の畳み込み演算を行なって、フィルタの種類に応じた個数のスカラ値からなるガボア・ジェットを求めるガボア・フィルタ適用手段と、
特徴量抽出位置毎に、入力顔画像のガボア・ジェットと登録顔画像のガボア・ジェットの類似度を演算し、複数の特徴量抽出位置における類似度の集合からなる類似度ベクトルを求める類似度演算手段と、
該類似度ベクトルを基に入力顔画像と登録顔画像が一致するか否かを判定する一致判定手段を備え、
前記ガボア・フィルタ適用手段は、ガウス関数を演算して得られるフィルタ窓の値を格納するフィルタ窓ROMと、サイン関数を演算して得られる応答関数の値を格納するフィルタの角度毎のサインROMと、コサイン関数を演算して得られる応答関数の値を格納するフィルタの角度毎のコサインROMと、これらのROMから読み出されるガウス関数を演算して得られる値とサイン関数並びにコサイン関数を演算して得られる値を乗算してガボア・フィルタ係数を算出するガボア・フィルタ係数算出手段を備え、該ガボア・フィルタ係数算出手段によって算出されたガボア・フィルタ係数による前記の入力顔画像の畳み込み演算を行なう、
ことを特徴とする顔認識装置。
IPC (3件):
G06T 1/00
, G06T 5/20
, G06T 7/00
FI (3件):
G06T1/00 340A
, G06T5/20 A
, G06T7/00 200C
Fターム (18件):
5B057AA19
, 5B057BA02
, 5B057CA08
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057CE06
, 5B057DA06
, 5B057DA16
, 5B057DB02
, 5B057DB09
, 5B057DC32
, 5L096AA06
, 5L096BA02
, 5L096CA02
, 5L096DA04
, 5L096FA06
, 5L096GA08
, 5L096GA55
引用特許: