特許
J-GLOBAL ID:200903036761289748

切削工具およびその切削インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-510205
公開番号(公開出願番号):特表2004-521767
出願日: 2002年06月19日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
切削工具(10)は、工具(12)と、この工具の前部に形成された個別のインサート受容ポケット(16)内に取り付けられる少なくとも1つの切削インサート(14)とを具えている。インサート受容ポケット(16)は、長手方向に延在する内壁(20)と、この内壁(20)に隣接する後壁(24)と、これら内壁(20)および後壁(24)に隣接する下壁(26)とを具えている。下壁(26)の前端部(28)が工具(12)の中央部(30)に対して前方に突出している。前側突出部(40)は下壁(26)から上方へと立ち上がり、工具(12)の外縁(44)から内側後方に延在している。この前側突出部(40)は、下壁(26)に対して直角をなす前面(46)を有する。少なくとも1つの切削インサートの底面(60)に形成された溝(74)は、この少なくとも1つの切削インサートの底面(60)に対して直角をなす末端側壁(76)を有している。
請求項(抜粋):
回転軸線(A)を有し、工具(12)と、この工具の前部に形成された個別のインサート受容ポケット(16)内に取り付けられる少なくとも1つの切削インサート(14)とを具えた切削工具(10)であって、 前記インサート受容ポケット(16)は、この切削工具の回転軸線(A)とほぼ同じ長手方向に延在する内壁(20)-この内壁の少なくとも一部は前記インサート受容ポケットの半径方向当接面(22)を形成する-と、この内壁(20)に隣接すると共にこれに対してほぼ直交する後壁(24)と、これら内壁(20)および後壁(24)に隣接すると共にこれらに対してほぼ直交する下壁(26)と、当該切削工具の回転軸線(A)の近傍の前記工具(12)の中央部(30)に対して前方に突出する前記下壁(26)の前端部(28)と、前記下壁(26)から下方に延在するねじ穴(36)と、 前記下壁(26)から上方へと立ち上がり、前記工具(12)の外縁(44)から内側後方に延在する前側突出部(40)-この前側突出部(40)は前記インサート受容ポケット(16)の下壁(26)に対して直角をなす前面(46)と、後面(48)と、これら前面(46)および後面(48)の間をつなぐ上面(50)とを有する-とを具え、 前記少なくとも1つの切削インサート(14)は、上面(58)と、底面(60)と、この少なくとも1つの切削インサートの上面(58)および底面(60)の間に延在する側面(62)と、当該少なくとも1つの切削インサートの上面(58)および底面(60)の間に延在する軸線(66)を有する中央貫通穴(64)と、該少なくとも1つの切削インサートの底面(60)に形成された溝(74)-この溝は、前記貫通穴の軸線(66)の末端で、該少なくとも1つの切削インサートの底面(60)に対して直角をなす末端側壁(76)を有する-と、前記貫通穴の軸線(66)の基端の基端側壁(78)と、これら末端側壁(76)および基端側壁(78)の間をつなぐ上面(80)とを具え、 前記個別のインサート受容ポケット(16)内に少なくとも1つの切削インサート(14)を組み付けた状態において、前記少なくとも1つの切削インサート(14)は、前記貫通穴(64)を貫通して前記ねじ穴(36)にねじ締結される固定ねじ(38)により保持され、この少なくとも1つの切削インサートの底面は、前記インサート受容ポケット(16)の下壁(26)に当接し、当該少なくとも1つの切削インサートの内壁(20)に隣接する該少なくとも1つの切削インサート(14)の側面(62)に形成された半径方向当接面(84)は、前記インサート受容ポケット(16)の半径方向当接面(22)に当接し、前記前側突出部(40)の前面(46)は、前記溝(74)の前側末端側壁(76)に当接し、前記少なくとも1つの切削インサート(14)の後部(67)は、前記インサート受容ポケット(16)の後壁(24)から間隔をあけられている ことを特徴とする切削工具。
IPC (2件):
B23C5/22 ,  B23C5/10
FI (2件):
B23C5/22 ,  B23C5/10 D
Fターム (6件):
3C022KK01 ,  3C022KK11 ,  3C022KK12 ,  3C022KK26 ,  3C022MM01 ,  3C022MM06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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