特許
J-GLOBAL ID:200903037252414360

燃料電池用ガスセパレ-タと該燃料電池用ガスセパレ-タを用いた燃料電池、並びに燃料電池用ガスセパレ-タの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-122495
公開番号(公開出願番号):特開2000-138067
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 金属製ガスセパレータにおいて、高価な材料を用いることなく充分な耐食性を実現する。【解決手段】 ステンレス板を成形した基材板65,66を貼り合わせて得た基材部60は、その表面に、スズメッキ層である第1コート層62を有し、第1コート層62は、熱膨張黒鉛からなる第2コート層64によってさらに被覆される。このようにセパレータ30は、第2コート層64によって充分な耐食性が付与されている。また、このセパレータ30を燃料電池内に組み込んだときに、セパレータ30と隣接するガス拡散電極は、第2コート層64と同様の炭素材料で構成されているため、接触抵抗を低く抑えることができる。また、第1コート層は、ステンレス表面の不動態被膜を除去した後にメッキ処理によって形成されるため、上記不動態被膜に起因してセパレータ30の内部抵抗が高くなるおそれがない。
請求項(抜粋):
燃料電池用ガスセパレータであって、金属製のセパレータ基材と、前記ガスセパレータを燃料電池内に組み込んだときに、隣接する部材と接触する前記セパレータ基材表面の接触面のうち、燃料電池の内部抵抗に関わる接触面上に少なくとも形成され、炭素以外の導電性物質によって構成される第1のコート層と、少なくとも前記第1のコート層が形成された前記接触面上では、前記第1のコート層を被覆するように形成され、炭素材料によって構成される第2のコート層とを備える燃料電池用ガスセパレータ。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (2件):
H01M 8/02 B ,  H01M 8/10
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026BB04 ,  5H026CC03 ,  5H026CX04 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026HH03
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る