特許
J-GLOBAL ID:200903037401796319

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-284169
公開番号(公開出願番号):特開2004-116734
出願日: 2002年09月27日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】電子制御部の通電がオフされたときにショックが発生しないような自動変速機の油圧制御装置を提供すること。【解決手段】制御部への信号が遮断され且つマニュアルバルブがニュートラル位置にあるときには、シフトバルブが制御バルブと第1係合要素(B2)との間の油路を遮断するとともに、フェールバルブ60と第2係合要素(C3)との間の油路を連通することで自動変速機のニュートラル段を達成し、制御部への信号が遮断され且つマニュアルバルブがリバース位置にあるときには、マニュアルバルブを介してフェールバルブ60に油圧が供給されてフェールバルブ60が第2位置となり、制御バルブからの制御油圧を第2係合要素に供給するとともにオイルポンプからの油圧を第1係合要素に供給することで自動変速機のリバース段を達成する自動変速機の油圧制御装置。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
複数の摩擦係合要素への油圧の供給・排出の組合せによって変速段が切替えられる自動変速機の油圧制御装置であって、 オイルポンプからの油圧を導入し、その位置に応じて制御油圧を線形的に出力する制御バルブ(26)と、 非通電状態では前記制御油圧が最大となり、通電量が小から大になるにつれて前記制御油圧が小さくなるように前記制御バルブの位置を変更するリニアソレノイドバルブ(23)と、 油圧室に油圧が供給されない状態では前記制御バルブとの間の油路を遮断する第1位置に位置し、前記油圧室に油圧が供給されると前記制御バルブとの間の油路を連通するとともに前記制御油圧を出力する第2位置に位置するフェールバルブ(60)と、 手動レバーの位置に連動して作動し、ニュートラル位置にあるときにはオイルポンプからの油圧と前記フェールバルブの油圧室との間の油路を遮断し、リバース位置にあるときにはオイルポンプからの油圧と前記油圧室との間の油路を連通するマニュアルバルブ(21)と、 第1位置にあるときには制御バルブと第1係合要素(B2)との間の油路を連通し、第2位置にあるときには制御バルブと第1係合要素との間の油路を遮断するとともに前記フェールバルブを経由して第2係合要素(C3)と前記制御バルブとの間の油路を連通するシフトバルブ(33)と、 通電時には前記シフトバルブを第1位置とし、非通電時には前記シフトバルブを第2位置とするオン・オフソレノイドバルブ(37)と、 各種信号に基づいて前記リニアソレノイドバルブへの通電量及び前記オン・オフソレノイドバルブの通電・非通電を制御する制御部(4)とを備え、 該制御部は、前記マニュアルバルブがニュートラル位置にあるときには、前記オン・オフソレノイドバルブを通電するとともに前記リニアソレノイドバルブを非通電とした状態で、前記フェールバルブを経由することなく前記制御油圧を前記第1係合要素に供給して自動変速機のニュートラル段を達成し、 前記マニュアルバルブがリバース位置にあるときには、前記第1係合要素と前記第2係合要素の両方を係合させて自動変速機のリバース段を達成し、 前記制御部への信号が遮断され且つマニュアルバルブがニュートラル位置にあるときには、前記シフトバルブが第2位置となって前記制御バルブと前記第1係合要素との間の油路を遮断するとともに、前記フェールバルブが第1位置の状態で前記フェールバルブと前記第2係合要素との間の油路を連通することで自動変速機のニュートラル段を達成し、 前記制御部への信号が遮断され且つマニュアルバルブがリバース位置にあるときには、前記マニュアルバルブを介して前記フェールバルブに油圧が供給されて前記フェールバルブが第2位置となり、前記制御バルブからの制御油圧を前記第2係合要素に供給するとともにオイルポンプからの油圧を第1係合要素に供給することで自動変速機のリバース段を達成する、自動変速機の油圧制御装置。
IPC (1件):
F16H61/00
FI (1件):
F16H61/00
Fターム (14件):
3J552MA02 ,  3J552MA12 ,  3J552MA26 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PB02 ,  3J552PB10 ,  3J552QA08C ,  3J552QA10C ,  3J552QA26C ,  3J552QB03 ,  3J552RA20 ,  3J552SA03 ,  3J552VA80W
引用特許:
審査官引用 (4件)
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