特許
J-GLOBAL ID:200903037652495172

キャンセルプレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-315006
公開番号(公開出願番号):特開2008-128392
出願日: 2006年11月22日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】キャンセルプレート3の形状の簡素化を図る。また、クラッチピストン2の動作の応答性を向上させる。【解決手段】キャンセルプレート3の内周部に、止め環4の拡径を規制する複数のストッパ32が形成され、このストッパ32は、キャンセル油圧室S2と反対側へ舌片状に打ち抜き突出された形状をなす。したがってストッパ32は、止め環4の拡径を規制する機能と、舌片状の打ち抜きによる打ち抜き痕32bが、キャンセル油圧室S2への作動油の出入口として機能する。また、クラッチピストン2がキャンセル油圧室S2側へ移動する際の作動油の排出性が良く、しかも、ストッパ32の先端が回転方向を向いたものとすれば、クラッチピストン2が加圧室S1側へ復帰動作する際に、ストッパ32のポンプ作用によって、作動油がキャンセル油圧室S2内へ速やかに導入される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
クラッチピストン(2)を加圧室(S1)側へ付勢するリターンスプリング(5)を支持すると共に、前記クラッチピストン(2)との間に前記加圧室(S1)の遠心油圧と対抗する遠心油圧を発生させるキャンセル油圧室(S2)を画成し、内周縁が、駆動側の内周部(1a)に係止された止め環(4)によって支持されたキャンセルプレート(3)であって、内周部に、前記止め環(4)の拡径を規制する複数のストッパ(32)が形成され、このストッパ(32)は、前記キャンセル油圧室(S2)と反対側へ舌片状に打ち抜き突出された形状をなすことを特徴とするキャンセルプレート。
IPC (2件):
F16D 25/063 ,  F16D 25/12
FI (2件):
F16D25/063 K ,  F16D25/12 Z
Fターム (6件):
3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA09 ,  3J057DC07 ,  3J057GA49 ,  3J057HH02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3308204号
審査官引用 (8件)
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