特許
J-GLOBAL ID:200903037680967381

摩擦パッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  森 徹 ,  吉田 裕
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-572287
公開番号(公開出願番号):特表2004-522086
出願日: 2002年03月08日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
ディスク・ブレーキ・パッド(10,図1(a))は、後部プレート(12)と、個別の摩擦部材(20)の配列として後部プレート上に取付けられた摩擦材料を有する。これらの部材は支持ばねフィンガ(52,図2(a))の一方の端部領域(58)に弾性的に取付けられ、フィンガの他方の端部領域(56)は後部プレートに固定される。端部領域は実質的に平行で、それぞれに対して約30 ゚の角度で傾斜された中央領域(60)により分けられて、第二の端部領域およびその摩擦部材は後部プレートから偏倚されている。支持ばねフィンガは堅いが、少なくとも端部領域を連結する中央領域で弾性であり、フィンガの復元押圧力に抗して摩擦部材が後部プレート12へ向かって弾性的に偏倚できるようにしている。フィンガの形状は、摩擦部材がほとんど回転せずに摩擦部材が偏倚できるようにする。支持ばねフィンガはこの他に後部プレートを切断して偏倚させた舌部(752,図8)のように形成することができる。
請求項(抜粋):
相対的な動きを減じるために、相対的に動く擦れ面(25)と前記擦れ面に向かって係合力を与えるアクチュエータとの間に取付けられるようになされており、 係合力を与える第一の面(14)、および第二の面(16)を有する後部プレート(12)と、 第二の面から突出し、擦れ面に支えられるように配置される擦れ端部(24)、および実質的に長手方向に延在する係合力軸線(22)に沿って後部プレート構造から前記係合力を与えられるように配置される押圧端部(28)をそれぞれが有している複数の個別の摩擦部材(20)とを含んで構成され、前記摩擦部材は金属製の支持手段(50)によって後部プレートに対して支持されており、前記支持手段は後部プレートの第一の面に対して弾性的に偏倚可能で、後部プレートの第一の面に与えられた係合力を前記摩擦部材に伝達して、後部プレートへ向かう摩擦部材の動きに対抗する押圧力を摩擦部材に作用させるように作動可能な摩擦パッド(10)であって、 ばね手段は摩擦部材の各々につき一つの独特に組合わされたシート金属製の支持ばねフィンガ(52;752)を含み、前記支持ばねフィンガは長手方向のフィンガ軸線(54)に沿って間隔を隔てられた第一および第二の端部領域(56,58;756,758)を有しており、前記第一および第二の端部領域は一体形成されている中央領域(60;760)で結合されており、 前記第一の端部領域は後部プレートの表面に配置されており、 前記第二の端部領域は第一の端部領域と実質的に平行に延在し、少なくとも係合力軸線に沿う動きを抑制されている摩擦部材を支持しており、 第一および第二の端部領域の間を延在する前記中央領域は、後部プレートから第二の端部領域を引離すために後部プレートに対して鋭角に傾斜しており、また後部プレートへ向かう前記第二の端部領域の回復可能な動きを可能にするために第一および第二の端部領域に少なくとも隣接した位置で弾性的に偏倚可能であることを特徴とする摩擦パッド。
IPC (1件):
F16D65/092
FI (1件):
F16D65/092 B
Fターム (10件):
3J058AA62 ,  3J058BA32 ,  3J058BA42 ,  3J058CA45 ,  3J058CA49 ,  3J058CA62 ,  3J058DD06 ,  3J058DD13 ,  3J058EA02 ,  3J058FA21
引用特許:
審査官引用 (7件)
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