特許
J-GLOBAL ID:200903037737042827

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-231299
公開番号(公開出願番号):特開2003-042672
出願日: 2001年07月31日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 発熱体3から受熱して沸騰した冷媒蒸気と、放熱部4で冷却されて還流する凝縮液とを分離し、且つ両者(冷媒蒸気と凝縮液)間での熱の授受を抑制することにより、良好な冷媒循環を確保すること。【解決手段】 冷媒容器2は、自身の内部空間2aの一部を厚み方向に発熱体側通路2bと放熱部側通路2cとに仕切ることにより、発熱体3から受熱して沸騰した冷媒蒸気と、放熱部4で冷却されて還流する凝縮液とを分離する障壁部5を有している。この障壁部5は、冷媒を貯留する内部空間2aとの連通が遮断された断熱空間5aを形成している。これにより、発熱体側通路2bで沸騰した冷媒蒸気の熱が放熱部側通路2cの液冷媒に伝わることを低減でき、放熱部側通路2cでの冷媒の沸騰が抑制されるため、放熱部4から還流する凝縮液と冷媒蒸気とが激しくぶつかり合うことがなく、良好な冷媒循環を確保できる。
請求項(抜粋):
内部に冷媒を貯留し、自身の厚み方向における一方の表面に発熱体が取り付けられる冷媒容器と、この冷媒容器の厚み方向における他方の表面に組付けられて、前記発熱体から受熱して沸騰した冷媒蒸気を冷却して放熱する放熱部とを備え、前記冷媒容器の一方の表面及び他方の表面が略直立した姿勢で使用される沸騰冷却装置であって、前記冷媒容器は、自身の内部空間の一部を厚み方向に発熱体側通路と放熱部側通路とに仕切ることにより、前記発熱体から受熱して沸騰した冷媒蒸気と前記放熱部から還流する凝縮液とを分離する障壁部を有し、この障壁部が断熱構造を有していることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (3件):
F28D 15/02 101 ,  F28D 15/02 ,  F28D 15/02 102
FI (4件):
F28D 15/02 101 K ,  F28D 15/02 101 H ,  F28D 15/02 102 A ,  F28D 15/02 102 H
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 沸騰冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-330986   出願人:株式会社デンソー
  • 沸騰冷却装置およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-292346   出願人:株式会社デンソー
  • 沸騰冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-169574   出願人:日本電装株式会社
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