特許
J-GLOBAL ID:200903049264118721

沸騰冷却装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-292346
公開番号(公開出願番号):特開平9-167818
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 第1の目的は製造コストの低減を図ること、第2の目的はフラッディングによる性能低下を防止すること、第3の目的は沸騰冷却装置1の製造方法を提供することにある。【解決手段】 沸騰冷却装置1の冷媒槽3は、アルミニウム製のブロック材から押し出し成形によって得られる中空状の押出材7と、この押出材7の一方の開放端を塞ぐ底板8とから成る。押出材7の他方の開放端は、冷媒の出入口として放熱器4に接続される。押出材7は、厚み幅の薄い偏平形状に設けられて、内部に複数の貫通路9、10が形成されている。その貫通路9、10は、押出材7の内部を厚み幅方向に二分割する仕切壁11と、その二分割された一方側の内部空間と他方側の内部空間とを各々横幅方向に複数に分割する通路壁とによって区画されている。但し、仕切壁11と通路壁は、押出材7の外壁に対して底部側が短く切断されて、一方側の貫通路9と他方側の貫通路10とを連通している。
請求項(抜粋):
発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、表面に前記発熱体が取り付けられて、内部に前記発熱体の発する熱で気化する冷媒が収容された冷媒室を形成する冷媒槽と、前記冷媒室と連通して設けられ、前記冷媒室で気化した気相冷媒を凝縮液化する放熱器とを備え、前記冷媒槽は、押し出し成形された押出材を使用して構成されていることを特徴とする沸騰冷却装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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