特許
J-GLOBAL ID:200903037906389076
同期装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
役 昌明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355835
公開番号(公開出願番号):特開平10-190619
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 CDMA受信機の同期装置において、先行波と遅延波が重なって、受信信号の相関値のレベルが変動したりピーク位置がずれた場合でも、同期時刻を正確に検出できるようにする。【解決手段】 受信信号と既知のパターンとの相関値を相関回路120により算出する。受信タイミング検出回路130で、相関値を時間について微分して微分値の最大値を求める。同期時刻検出回路150で、微分値が最大となる時刻の度数のヒストグラムを作成して、しきい値を超えた度数の時刻に基づいて同期時刻を求める。同期パルス出力回路160で、同期時刻とカウンタ値が一致したときに同期パルスを発生する。受信窓制御回路140で、時刻信号と同期検出するべき受信窓信号を生成する。相関値の微分値が最大になる時刻から同期時刻を検出するので、相関値のレベルが変動しても正確に同期時刻を求めることができる。
請求項(抜粋):
A/D変換した受信信号と既知のパターンとの相関処理を行ない、送信時に挿入された既知のパターンの受信時刻に同期パルスを出力する同期装置において、周期的にある受信時刻の近傍でのみ所定の回路が動作するように制御する受信窓制御手段と、受信信号と既知のパタンとの相関をとる相関手段と、相関値を微分する微分手段と、相関値の微分値を格納する記憶手段と、格納された相関値の微分値の最大値を検出する最大値検出手段と、最大の微分値が検出された時刻情報でヒストグラムを作成するヒストグラム手段と、ヒストグラム中で閾値を越えた頻度値の時刻情報を出力する比較手段と、比較手段から出力された時刻情報に基づいて既知のシンボルが受信された時刻を判定する同期時刻検出手段と、既知シンボルが受信されたと判定された時刻に同期パルスを出力する同期パルス出力手段とを備えたことを特徴とする同期装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (6件)
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同期装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-282470
出願人:松下電器産業株式会社
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信号処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-017647
出願人:ローム株式会社
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スペクトル拡散通信同期方法とその回路装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-134945
出願人:松下電器産業株式会社
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クロック再生回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-096562
出願人:株式会社富士通ゼネラル
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符号分割多重通信装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-151221
出願人:キヤノン株式会社
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移動通信方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-123221
出願人:松下電器産業株式会社
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