特許
J-GLOBAL ID:200903038058527885

二方向カテーテルのための改善された操縦機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延 ,  田澤 英昭 ,  濱田 初音
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-173994
公開番号(公開出願番号):特開2006-000649
出願日: 2005年06月14日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【課題】カテーテル先端部分において約2倍の偏心距離を有する二方向カテーテルを提供する。【解決手段】特に、各引張ワイヤの移動経路が一定のプーリーの周りにおける一定のUターン部分または二重戻り部分を含み、このことは引張ワイヤと制御ハンドルの長手軸との間のずれの角度を最小にすると共に、引張ワイヤを引き動かしているプーリーが移動する所定の距離に対応する引張ワイヤの移動距離を最大にする。一例の実施形態において、上記カテーテルは一定の細長いカテーテル本体部分、第1および第2の直径方向に対向している軸ずれ内孔部を有する一定のカテーテル先端部分、および一定の制御ハンドルを備えており、この制御ハンドルは当該カテーテルの先端部分を偏向するために対応している各引張ワイヤを同時に引き動かして放出するための一対のプーリーを担持している一定のレバー構造を有する一定の操縦組立体を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
二方向カテーテルにおいて、 基端部および先端部を有する一定の細長いカテーテル本体部分、 前記カテーテル本体部分の先端部にあり、第1および第2の直径方向に対向している軸ずれ内孔部を有する一定のカテーテル先端部分、 前記カテーテル本体部分の基端部にある一定の制御ハンドルを備えており、この制御ハンドルが一定の長手軸を有していて、当該長手軸に対して実質的に垂直な一定の軸の回りに回転可能である一定のレバー構造を有する少なくとも1個の操縦組立体を含み、この操縦組立体が前記レバー構造の対向している部分に回転可能に取り付けられている少なくとも2個のプーリーを含み、さらに 第1および第2の引張ワイヤを備えており、各引張ワイヤが基端部および先端部を有していて前記制御ハンドルから前記カテーテル本体部分の中に延在しており、この場合に、第1の引張ワイヤは前記先端部分の中の第1の内孔部の中に延在していて、第2の引張ワイヤは前記先端部分の中の第2の内孔部の中に延在しており、さらに、各引張ワイヤの先端部が前記先端部分に固定されており、 各引張ワイヤがそれぞれのプーリーに掛けられていて、前記レバー構造の回転により前記制御ハンドルに対する前記プーリーの一方の基端側への移動が生じることにより、その引張ワイヤの少なくとも一部分が基端側に引き動かされて、前記先端部分がその引張ワイヤが延在している軸ずれ内孔部の方向に偏向する二方向カテーテル。
IPC (1件):
A61M 25/01
FI (1件):
A61M25/00 309B
Fターム (7件):
4C167AA01 ,  4C167BB02 ,  4C167BB04 ,  4C167BB07 ,  4C167CC19 ,  4C167DD10 ,  4C167EE01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 米国特許第6210407号明細書
  • 米国特許第6171277号明細書
  • 米国特許第6198974号明細書
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審査官引用 (3件)
  • 二方向電極カテ-テル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-343847   出願人:コーディス・ウェブスター・インコーポレイテッド
  • 遠隔操作装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-263675   出願人:株式会社東芝
  • カテーテル及びその使用方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-075128   出願人:インゲマーエイチランドクイスト

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