特許
J-GLOBAL ID:200903038222900967

無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-294688
公開番号(公開出願番号):特開平10-181388
出願日: 1997年10月27日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 CVT及び定速機構からの回転をプラネタリギヤにて合成し、トルク循環により出力部材となるギヤニュートラル(GN)点を有する無段変速機にあっては、該GN点からの所定プーリ比において、コースト時、伝達効率によるスムーズなトルク伝達の阻害及び大きなギヤ比による大きなエンジンブレーキの作用(コースト状態による伝動不具合)を生じる虞れがある。【解決手段】 上記コースト状態による伝動不具合を生じる可能性のあるプーリ比B内において、アクセルオフすると、エンジン又はモータジェネレータ等の動力源が所定トルクTE min を出力するように制御し、常に正駆動状態となる。同時に、CVTは最速にてアップシフト操作され、上記プーリ比Bから素早く脱出する。
請求項(抜粋):
動力源の出力軸に連動する入力軸と、車輪に連動する出力部材と、前記入力軸に連動する第1の回転部材、第2の回転部材及びこれら第1及び第2の両回転部材の回転比を変更する変速操作手段を有する無段変速装置と、少なくとも第1、第2及び第3の回転要素を有し、前記無段変速装置の回転比の変更に基づき、前記両回転部材間でトルク伝達方向が変更されると共に、前記出力部材の出力トルク方向が変更されるように、前記第1の回転要素を前記入力軸に、前記第2の回転要素を前記第2の回転部材に、前記第3の回転要素を前記出力部材にそれぞれ連動してなるプラネタリギヤと、を備えてなる無段変速機において、前記無段変速装置の回転比が、前記出力部材の回転が0となるニュートラル位置から所定範囲内にあって、かつ前記動力源の出力トルクが、車輪から動力源に向けてトルクが伝達される負駆動状態となる所定値以下となる動力源の操作状況時、前記動力源から車輪に向けてトルクが伝達される正駆動状態となるように、前記動力源の出力を制御する動力制御手段を備えてなることを特徴とする無段変速機。
IPC (6件):
B60K 41/12 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/00 ,  F16H 9/00 ,  F16H 37/02 ,  F16H 61/04
FI (6件):
B60K 41/12 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/00 C ,  F16H 9/00 ,  F16H 37/02 C ,  F16H 61/04
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 無段変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-066234   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 補助加速制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-035777   出願人:日野自動車工業株式会社
  • 無限減速比変速機の変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-290343   出願人:日産自動車株式会社

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