特許
J-GLOBAL ID:200903038295330204

トリポード型等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-197868
公開番号(公開出願番号):特開2001-027257
出願日: 1999年07月12日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【目的】 回転トルクの伝達効率の向上やシャダーの防止を図ったトリポード型等速ジョイントを提供する。【解決手段】 ローラ19は、ニードル軸受17に外嵌すると共にその外周面21が凸球面に形成された内側ローラ23と、内側ローラ23に球面嵌合する外側ローラ25とから構成されている。外側ローラ25は、内周面27が内側ローラ23の外周面21に対応する凹球面に形成される一方、外周面29がトラック面9に対応する凸円弧に形成されている。外側ローラ25では、外周面29の凸円弧の曲率中心Ooが内周面27の凹球面の曲率中心Oiに対してハウジング3の外周側にオフセット量m2をもってオフセットしている。
請求項(抜粋):
軸方向一端側が開口した中空筒状に形成され、第1の回転軸の軸端に固着されるハウジングと、このハウジングの内面に円周方向で等間隔に形成された3箇所の凹部と、これら各凹部内で互いに対向する部位に前記ハウジングの軸心に沿って延設された一対のトラック面と、前記各凹部内に進入する3本のトラニオンがその外周面に円周方向で等間隔に突設され、第2の回転軸の軸端に固着されるトリポードと、前記各トラニオンに回転かつ摺動自在に外嵌し、それぞれの外周面が凸球面に形成された3個の内側ローラと、それぞれの内周面が前記内側ローラの外周面に対応する凹球面に形成されると共に、それぞれの外周面の縦断面形状が凸円弧に形成された3個の外側ローラと、前記各凹部内で前記ハウジングの軸心に沿って延設され、前記外側ローラの外端面に対峙する一対のガイド突起とを備えたトリポード型等速ジョイントであって、前記外側ローラにおいて、前記凸円弧の曲率中心が前記凹球面の曲率中心に対して前記ハウジングの外周側にオフセットしていることを特徴とするトリポード型等速ジョイント。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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