特許
J-GLOBAL ID:200903038345960662

修飾フィターゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096830
公開番号(公開出願番号):特開平10-276789
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、改良された活性特性を有する修飾フィターゼおよびその生産方法を提供することを目的とする。【解決手段】 自然に存在するフィターゼの3次元構造を基に、修飾するフィターゼ、および選択的により好都合な活性特性を有する別のフィターゼの3次元構造をコンピューターでモデル化し、両フィターゼの活性部位の構造を比較して異なるアミノ酸残基を同定し、該アミノ酸を少なくとも一つコードするヌクレオチドを変化させることにより修飾フィターゼをコードするDNA配列を構築し、適当なベクターに該DNA配列を組み込み、該DNA配列または該ベクターで適当な宿主細胞を形質転換させ、該宿主細胞を培養し、該細胞または培地から修飾フィターゼを単離することによる、修飾フィターゼの生産方法が提供された。
請求項(抜粋):
以下の段階を実行することを特徴とする、改良された活性特性を有する修飾フィターゼの生産方法:a) アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)のフィターゼの3次元構造を元にして、修飾するフィターゼ、および選択的に、修飾するフィターゼの活性特性よりも好都合な活性特性を有する別のフィターゼの3次元構造を、コンピュータでモデル化する段階、b) 修飾するフィターゼ、およびより好都合な活性特性を有するフィターゼの活性部位の構造を比較し、両方の活性部位において異なるアミノ酸残基を同定する段階、c) 両方の活性部位が異なる少なくとも1つのアミノ酸をコードするヌクレオチドを変化させることにより、修飾フィターゼをコードするDNA配列を構築する段階、d) 適当な宿主細胞において発現する能力を有するベクターに該DNA配列を組み込む段階、e) c)のDNA配列またはd)のベクターにより、適当な宿主細胞を形質転換し、該宿主細胞を適当な培養条件下で培養し、当技術分野で公知の方法により、宿主細胞または培地から修飾フィターゼを単離する段階。
IPC (7件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 9/16 ,  C12R 1:68 ,  C12R 1:685 ,  C12R 1:865
FI (4件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 9/16 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)
  • Nat. Struct. Biol., (1997.03.12), 4, [3], p.185-190
  • Nat. Struct. Biol., (1997.03.12), 4, [3], p.185-190
  • Nat. Struct. Biol., (1997.03.12), 4, [3], p.185-190

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