特許
J-GLOBAL ID:200903038407148463

ガスの分離回収方法及びその装置並びにその分離回収に用いられる吸収液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-049985
公開番号(公開出願番号):特開2007-222847
出願日: 2006年02月27日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】比較的少ないエネルギでかつ比較的簡単なプロセスで、混合ガスから酸性ガスを液体状態で分離回収し、この分離回収された酸性ガスを効率良く貯蔵し或いは輸送する。【解決手段】所定の圧力及び温度に維持した吸収塔13の上部に、吸収液を供給し、吸収塔13の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを供給して、吸収液に混合ガスを接触させる。これにより酸性ガスを吸収液に吸収させて、非酸性ガスを酸性ガスから分離して吸収塔13から回収する。吸収塔13内の温度より高い温度に維持した再生手段17の上部に、酸性ガスを吸収した吸収液を供給する。これにより吸収液から酸性ガスの大部分を放出させて回収し、吸収液を再生する。再生された吸収液を減圧して吸収液に残存する酸性ガスを放出させることにより、吸収液から酸性ガスを放出させて回収し、この吸収液を吸収塔13の上部に供給する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の圧力及び所定の温度にそれぞれ維持した吸収塔(13)の上部に、吸収液を供給し、前記吸収塔(13)の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを供給して、前記吸収液に前記混合ガスを接触させることにより、前記酸性ガスを前記吸収液に吸収させて前記非酸性ガスと前記酸性ガスとを分離し前記非酸性ガスを前記吸収塔(13)から回収する工程と、 前記酸性ガスを吸収した吸収液を加熱する工程と、 前記吸収塔(13)内の温度より高い温度に維持した再生手段(17)に、前記酸性ガスを吸収した吸収液を供給することにより、前記酸性ガスの大部分を放出させて前記吸収液から分離し前記再生手段(17,67)から回収するとともに前記吸収液を再生する工程と、 前記回収された酸性ガスを冷却して液化することにより液体状態で酸性ガスを回収する工程と、 前記再生された吸収液を減圧して前記吸収液に残存する酸性ガスを放出させることにより、前記吸収液から放出された酸性ガスを回収するとともに、前記残存する酸性ガスが放出された吸収液を前記吸収塔(13)の上部に供給する工程と を含むガスの分離回収方法。
IPC (9件):
B01D 53/14 ,  B01D 53/48 ,  B01D 53/52 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/46 ,  B01D 53/58 ,  B01D 53/62 ,  B01D 53/54 ,  B01D 53/40
FI (10件):
B01D53/14 103 ,  B01D53/34 121B ,  B01D53/34 121C ,  B01D53/34 127B ,  B01D53/34 120A ,  B01D53/34 131 ,  B01D53/34 135Z ,  B01D53/34 120F ,  B01D53/14 102 ,  B01D53/34 118A
Fターム (36件):
4D002AA03 ,  4D002AA04 ,  4D002AA05 ,  4D002AA09 ,  4D002AA13 ,  4D002AA15 ,  4D002AB01 ,  4D002AC01 ,  4D002AC05 ,  4D002AC07 ,  4D002BA02 ,  4D002CA02 ,  4D002DA03 ,  4D002DA07 ,  4D002DA16 ,  4D002DA31 ,  4D002DA32 ,  4D002EA08 ,  4D002FA01 ,  4D002GA01 ,  4D002GB03 ,  4D002GB04 ,  4D020AA03 ,  4D020AA04 ,  4D020AA08 ,  4D020AA10 ,  4D020BA01 ,  4D020BA09 ,  4D020BA16 ,  4D020BA30 ,  4D020BB03 ,  4D020BC01 ,  4D020CB18 ,  4D020DA03 ,  4D020DB02 ,  4D020DB04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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