特許
J-GLOBAL ID:200903038435659325
防水布帛及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-000377
公開番号(公開出願番号):特開2003-201674
出願日: 2002年01月07日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 廃棄されて燃焼される際、使用される樹脂が人体に対して毒性のあるガスを発生することなく、被覆層の厚みが薄くても高い耐水圧を有する防水布帛およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 繊維材料からなる基布に積層するPEEとして、融点の異なるPEEAとPEEBを採用し、その積層状態が基布の表面に直接PEEA層を配置し、さらにその上にPEEB層を配置したものであって、PEEAおよびPEEBにおいて、ともにポリアルキレングリコール残基がポリテトラメチレングリコール残基を90重量%以上含んでおり、かつPEEBの融点が130°C以上で、PEEAの融点がPEEBの融点より20°C以上低く、さらには、PEEAからなる層の厚さとPEEBからなる層の厚さの合計が5〜50μmの範囲で、全被覆層中に占めるPEEAの割合が5〜60重量%の範囲にある防水布帛。
請求項(抜粋):
繊維材料からなる基布の少なくとも1表面に、ポリアルキレングリコール残基(PAG)、アルキレングリコール残基(AG)、およびジカルボン酸残基(DC)からなるポリエーテル-エステル系エラストマー(PEE)が被覆された防水布帛であって、該被覆層が2層構造を有し、かつ基布に接する層を形成するPEE(PEEA)と外気側の層を形成するPEE(PEEB)が下記(a)〜(e)の要件を同時に満足することを特徴とする防水布帛。(a)PEEAおよびPEEBにおいて、PAGがともにポリテトラメチレングリコール残基を90重量%以上含んでいること。(b)PEEBの融点が130°C以上であること。(c)PEEAの融点がPEEBの融点より20°C以上低いこと。(d)PEEAからなる層の厚さとPEEBからなる層の厚さの合計が、5〜50μmの範囲にあること。(e)全被覆層中に占めるPEEAの割合が、5〜60重量%の範囲にあること。
IPC (4件):
D06M 15/507
, B32B 25/10 ZAB
, B32B 27/36
, D06M 15/53
FI (4件):
B32B 25/10 ZAB
, B32B 27/36
, D06M 15/53
, D06M 15/507 Z
Fターム (59件):
4F100AK41B
, 4F100AK41C
, 4F100AK41D
, 4F100AK41E
, 4F100AK41J
, 4F100AK42B
, 4F100AK42C
, 4F100AK42D
, 4F100AK42E
, 4F100AK42J
, 4F100AK54B
, 4F100AK54C
, 4F100AK54D
, 4F100AK54E
, 4F100AK54J
, 4F100AL01B
, 4F100AL01C
, 4F100AL01D
, 4F100AL01E
, 4F100AL09B
, 4F100AL09C
, 4F100AL09D
, 4F100AL09E
, 4F100BA03
, 4F100BA05
, 4F100BA06
, 4F100BA07
, 4F100BA10D
, 4F100BA10E
, 4F100DG01A
, 4F100DG11A
, 4F100EH462
, 4F100GB87
, 4F100GB90
, 4F100JA04B
, 4F100JA04C
, 4F100JA04D
, 4F100JA04E
, 4F100JA20B
, 4F100JA20C
, 4F100JA20D
, 4F100JA20E
, 4F100JB06
, 4F100JB07
, 4F100JD05
, 4F100JJ03
, 4F100JK06
, 4F100JL00
, 4F100YY00
, 4F100YY00B
, 4F100YY00C
, 4F100YY00D
, 4F100YY00E
, 4L033AA07
, 4L033AB04
, 4L033AC03
, 4L033AC15
, 4L033CA45
, 4L033CA48
引用特許:
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