特許
J-GLOBAL ID:200903038496577607

加熱変性小麦粉及びその小麦粉を用いた食品素材、食品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-189880
公開番号(公開出願番号):特開2003-000165
出願日: 2001年06月22日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】【課題】 懸濁液が高粘度を示す加熱変性小麦粉とそれを用いて製造される食品素材及び小麦粉食品の提供。【解決手段】 各種小麦粉品種、系統からの小麦粉について、加熱変性特性を詳細に研究した結果、特定の品種、系統の小麦粉から調製した変性粉からの懸濁液が顕著な高粘度と長時間の粘度安定性を示すことを発見し、本発明を完成した。遺伝的に変性粉懸濁液が高粘度を示す小麦粉を用い最適条件で加熱変性させることによって、ほとんどあるいは完全に粘度上昇のための増粘剤等を使用しないでバッターを調製できる変性粉を得た。そして、増粘剤等をほとんどあるいはまったく使用しないで高粘度のフライ用バッターや天ぷら用の衣液を低コストで製造できる。また、パンや菓子の原料の小麦粉の代わりに一部及び全量本発明の変性粉を用いることによって、吸水の増加による低コスト化ができると共に得られた製品の食感、風味を顕著に改善できる。
請求項(抜粋):
耐熱性のアルミラミネート袋中で10gの水分含量13.5%の小麦粉を90°C、2時間加熱処理することによって得られた加熱変性小麦粉の重量濃度31.5%の懸濁液の25°Cの粘度が800mPa・s以上となることを特徴とする加熱変性小麦粉。
IPC (10件):
A23L 1/10 ,  A21D 2/36 ,  A21D 6/00 ,  A21D 13/00 ,  A21D 13/08 ,  A23G 3/00 ,  A23L 1/16 ,  A23L 1/176 ,  A23L 1/20 108 ,  A23L 1/48
FI (10件):
A23L 1/10 H ,  A21D 2/36 ,  A21D 6/00 ,  A21D 13/00 ,  A21D 13/08 ,  A23G 3/00 ,  A23L 1/16 A ,  A23L 1/176 ,  A23L 1/20 108 Z ,  A23L 1/48
Fターム (19件):
4B014GG02 ,  4B014GK08 ,  4B020LB06 ,  4B020LK09 ,  4B023LE26 ,  4B023LG06 ,  4B023LP07 ,  4B025LB04 ,  4B025LG04 ,  4B025LK02 ,  4B032DB01 ,  4B032DB20 ,  4B032DB21 ,  4B032DG02 ,  4B032DP02 ,  4B036LF13 ,  4B036LH22 ,  4B046LA01 ,  4B046LG29
引用特許:
審査官引用 (24件)
全件表示

前のページに戻る