特許
J-GLOBAL ID:200903038791482332

無線通信システムの輻輳制御方法及び基地局制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-167069
公開番号(公開出願番号):特開2007-336326
出願日: 2006年06月16日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】 無線リソースの輻輳時において、システム全体の無線リソースを効率よく使用することにより、輻輳セクタと通信していたコネクションの断や新規発着呼不可状態を減少させる。【解決手段】 基地局制御装置10は、各基地局20のセクタの無線リソース使用量と無線リソース閾値テーブル108とを比較する。軽度輻輳状態時には、輻輳状態である基地局20のセクタをネイバー登録しているセクタのネイバーサーチ窓サイズを変更することにより、該輻輳セクタへのソフトハンドオーバーを規制する。重度輻輳状態時には、輻輳状態である基地局20のセクタと通信中であり、かつ他のセクタの電波を安定的に受信している移動局30を強制ソフトハンドオーバーさせる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
CDMA(Code Division Multiple Access)接続方式で無線通信を行う基地局と、複数の前記基地局を制御する基地局制御装置とを備えた無線通信システムの輻輳制御方法において、 前記基地局制御装置は、セクタ毎に無線リソース使用量を記憶した無線リソース使用量データベースを参照して、無線リソース使用量に基づいて、少なくとも2段階の輻輳状態のレベルに応じて軽度又は重度輻輳状態であるセクタを判定し、 (1) あるセクタが軽度輻輳状態であると判定されたとき、前記基地局制御装置は、 セクタ毎に、隣接セクタと、無線端末が隣接セクタをサーチするサイズ又はチップ数を示すネイバーサーチ窓サイズとを記憶したネイバーリストデータベース、及び、前記無線リソース使用量データベースを参照し、 輻輳しているセクタを隣接セクタとして登録しており且つ輻輳していないセクタを抽出し、 ネイバーリストデータベース中の前記抽出されたセクタのデータに対して、前記輻輳しているセクタのネイバーサーチ窓サイズを小さくすることにより、前記抽出されたセクタから前記輻輳しているセクタへのソフトハンドオーバーを抑止し、 (2) あるセクタが重度輻輳状態であると判定されたとき、前記基地局制御装置は、 セクタ毎に各無線端末の電波捕捉状態の時系列データを記憶した電波捕捉状態データベース、及び、前記無線リソース使用量データベースを参照し、 輻輳しているセクタを隣接セクタとして登録しており且つ一定期間以上複数捕捉状態となっている無線端末と、該無線端末を収容しているセクタとを抽出し、 抽出されたセクタの中から無線リソース使用量が比較的少ないセクタを選択し、選択されたセクタに前記無線端末を強制ソフトハンドオーバーさせるようにした 前記無線通信システムの輻輳制御方法。
IPC (1件):
H04Q 7/22
FI (1件):
H04B7/26 108B
Fターム (9件):
5K067AA12 ,  5K067AA28 ,  5K067BB04 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE16 ,  5K067EE23 ,  5K067HH22 ,  5K067JJ73
引用特許:
出願人引用 (6件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification

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